日記: 7月29日 (2005年)

 夜、帰宅後、おもむろに荷造りを開始し、わずか5分で着替えをバッグに詰め込んだ私は、終電間際の電車に揺られて、明日からの旅行の出発地点である実家へと向かった。遅くてきついというよりも、とりあえず電車がある時間に帰れてよかったという安堵感でいっぱいだ。

 この年で家族旅行というと、何よりのメリットは、親父と私による交代運転がもたらすスタミナの節約ではなかろうかと思うんだけど、もうすでに明日、運転するつもりは絶無である。

 明日は後部座席で寝る日としよう。