来月のリリースに向けて、今、多くのTESOを待ち望む人たちが行っていることと言えば、ずばりビルド考に違いない。
大雑把にいって、TESOのビルドは、武器6種×鎧3種×クラス4種(×ツリー3種)の72パターン(216パターン)で成り立っている。これにさらに種族やらが加わってさらにバリエーションは増すんだけども、大きくは72パターンに大別できるはずだ。
こうしてみると、TESOのビルドはかなり幅が広いように思える。事実私もそう思っていた。スキルリストを見るまでは。
しかし、実際にスキルリストを見てみると、定石として用意された組み合わせ以外、つまり「近接武器×重鎧×Dragon Knight」とか、「杖×軽鎧×Sorcerer」とか、「近接×中鎧×Nightblade」といったもの以外の組み合わせでは、なかなかビルドにシナジーが生まれにくいことがわかる。
私はβでは、剣盾×重鎧×Sorcerer(Storm Caller)の組み合わせで遊んでいた。Storm Callerの各種自己Buffをかけて、高速で敵に突っ込んで暴れまわるというコンセプトだ。これは、定石ではない組み合わせの中では、まだしもシナジーがあった組み合わせかもなぁ、とは思うけど、さりとてド定番(SorcererをTemplerやDragon Knightにする)に比べても強いかというと疑問だ。結局は器用貧乏の範疇だ。
他の数多くの定番外の組み合わせには、さらにシナジーが見つからない。天邪鬼諸兄としては、定番ではない組み合わせにして、悦に入りたいところだとは思うものの、変にマイノリティに固執しても、定番特化型に比べるとポテンシャルが数段落ちてしまうケースも多そうだ。
さらに、ここでもう1つ考えるべきことがある。装備のスイッチだ。
おそらく、中盤以降の戦場では、スイッチを前提に自分の動きを組み立てることになる。であれば、考えるべき組み合わせは、武器6種(メイン)×武器6種(サブ)×鎧3種×クラス4種の中からということになる。
うーん、この多くの制限の中で、天邪鬼精神を満たせるような変な組み合わせにして、なおかつキラリと光る活躍をするのは・・・難しそうだなぁ。サマルトリアをとるか、ローレシアやムーンブルクをとるか・・・。
結局妥協して、テンプレ通りの組み合わせにしてしまいそうだ。うむむ。
※写真は私のβテスト時のキャラ。サッカー選手の本田圭佑に似てて面白かったので、当時みんなに見せびらかしたもの。せっかくなので載せておいた。