久しぶりに円高だとかなんだとかいう話題でにぎわっている。
私は基本的にこういう分野は門外漢で、為替による経済全体の影響などはよくわからんのだけども、直接的に関係することとしては、やっぱり海外旅行での滞在費などが思い浮かぶ。あとは海外ゲームの支払いとか、そういうものか。
ということで今回は、過去数年の間に赴いた国々の、当時の為替と、今現在の為替とを比較して眺めてみたい。
訪問年月 | 訪問国 | 通貨 | 当時 | 現在 | 上昇率 |
---|---|---|---|---|---|
2014/07 | イギリス | ポンド | 173.5269 | 187.37549 | 8% |
2013/08 | 台湾 | 台湾ドル | 3.2233 | 3.612029 | 12% |
2012/09 | カナダ | カナダドル | 79.9141 | 89.5441579 | 12% |
2011/09 | パリ | ユーロ | 105.6419 | 137.5769 | 30% |
2011/05 | 台湾 | 台湾ドル | 2.82439 | 3.612029 | 27% |
2010/09 | スイス | スイスフラン | 84.2111 | 127.400808 | 51% |
2009/09 | スコットランド | ポンド | 148 | 187.37549 | 26% |
うーむ、軒並みがっくんと円安になっているな。うっすらとは分かってはいたものの、改めてはっきりと数字で見ると、なかなかにすさまじい。
特に目を引くのはスイスフランだ。5年で1.5倍ってひどすぎるだろ。スイスは今まで訪れた国のなかで、一番物価が高い場所だったな、と感じていたんだけども、それでも今行くのに比べたら2/3の値段で過ごせていたというのか。
全体的には2009年~2011年までの期間との格差が大きい。この時期に旅行に集中して行っておいて、本当に良かった。また、比較的格差の少ない2012年~2014年までの期間でも、おおよそ1割の差が出ている。他の期間の格差が大きいせいで感覚が鈍くなってしまうけど、当時のあらゆる買い物を今は1割増しでせざるを得ないと考えると、これだって海外旅行をするには大きな違いになるな。
今のところ海外旅行熱は少し冷めているので、すぐにとは言わないけども、いつの日かまたいく気になった時には、もう少し円高になっておいてくれると助かるな。社会的にそれがどうなのかは知らないけども。うむうむ。
スイスはしばらくの間ずっと政府が無制限に為替介入を行っていたので実情に合わないレートで固定されていたのですよ。
それが今年に入ってそれをやめたので一気に値が動いた感じです。
あと今は原油元売価格が暴落しているので燃料サーチャージがどんどん下がってきているので多少は取り戻せるかと思う。
なるほど。
今まで行った中でどこが一番お勧め?
というような質問には、いつもスイスと答えているんだけど、
お勧めもしにくい世の中になってしまったなぁ。