日記: 12月21日(2015年)

 今年もやってまいりました、Fly!的オンラインゲーム大賞の季節です。

 ってことで、まずは今年のノミネート作品から! ほぼ入手順。

 【オンラインゲーム】

  • League of Legends
  • ファイナルファンタジーエクスプローラー
  • Diablo 3
  • The Elder Scrolls Online
  • Grand Theft Auto Online
  • Free Style 2
  • Hearthstone
  • 黒い砂漠
  • Tree of Life
  • Trove
  • ドラゴンズドグマオンライン
  • Rocket League
  • モンスターハンタークロス

 【選考外:オフラインゲーム】

  • Dragon Age: Inquisitor
  • Car Mechanic Simulator 2015

 ということで、ちょっとでもオンラインで遊んだゲームは総勢13タイトル! この中から選ばれた栄えある大賞は・・・。

 Grand Theft Auto Online!

 に決定しました。パチパチパチ。

 以下寸評など。

 ■ 総評

 正直言って、個人的な嗜好としては、小粒な年だった。MMORPGの大作リリースはなく、小規模なRPG系オンラインゲームの新作も数えるほどしかなく、なおかつ、どれも佳作どまりという出来栄え。

 その結果、私のゲーム時間の多くは、既存作品を反復して遊ぶ、ということに当てられることになった。

 そんな中で特徴的だったのは、サバイバル系、マイクラ系のオンラインゲームが流行ったことだろうか。要素の混合具合は作品ごとに異なるとはいえ、FPS、RPG、SIMの要素を複合したようなゲームが、いろいろなメーカーから、計ったかのように同時多発的に登場した。私はあまりこれらを遊びはしなかったけれども。
 
 また、これらの多くが、「有料テストで開発資金を募りつつ遊ばせる」という形式を取っていたことも、今年の特徴的な出来事だったかもしれない。かつて未完成なゲームを揶揄するのに使われた、「有料β」という言葉が、真面目な開発手法として確立してしまったという現実は、なかなかにシャレの効いた展開だといえるだろう。

 ■ 大賞: Grand Theft Auto Online

 Grand Theft Auto V(GTA5)のオンラインモード。ゲームタイトルとしてはGTA5のほうがとおりがいいかもしれない。

 GTAシリーズは、コンセプトがインモラルで、私のような清廉潔白な心の持ち主としては、はなはだ水が合わないだろうと思って手を出していなかったんだけども、いやー、食わず嫌いでした。オンライン、オフライン、ともに面白く、十分に楽しめた。長年シリーズが続き、世界中で記録的な売り上げを上げているだけのことはあったよ。

 ゲーム内容というよりも、「普段着と拳銃と乗用車」というような組み合わせが、どうやら好みに合っていたらしい。「迷彩服にアサルトライフルに戦車」というような戦争じみたものよりも好きだ(いや、GTAでも「迷彩服にアサルトライフルに戦車」ってできるけどね)。

 そしてなによりもこのゲームで影響を受けたのは、やっぱりカーライフだ。ゲームタイトル通り「自動車泥棒」がテーマのこのゲームでは、自分の愛車を持ち、改造し、運転することが、重要な要素になっているんだけども、そこにすっかりはまってしまった。はまりすぎた挙句、リアルライフでも車が欲しくなり、本当に車を買ってしまったというのは、影響を受けすぎにもほどがある。

 とはいえ、それほどのインパクトのあるゲームだったわけだ。大賞にせざるを得なかった。

 ■ League of Legends

 プレイ時間でいうと一番遊んだであろうこのゲーム。今年ははじめて、ランクマッチをそれなりの回数こなしたシーズンになった。が、結局、真面目な成績向上プレイには専念できず、テキトーに遊べるノーマルマッチ専に戻ってしまったけどね。

 ゲームそのものについては、改めて言うこともない。いつでも一定の面白さのある名作。まだしばらくはオンラインゲーム界の覇権を握り続けることと思う。

 ■ ファイナルファンタジーエクスプローラー

 FF風のモンハンかな、と期待して買ったけど、まぁ、おおよそ駄作だった。とりあえずクリアしたんだったっけかなぁ。それすら覚えていないレベル。

 ■ Diablo 3

 リリース直後の出来がいまいちだった、という記憶を最後にめっきり触っていなかったDiablo 3。「結構変わった」ということと「シーズンなる区分けがある」とのことで、今年になって1シーズンだけ、復帰プレイをした。

 期待していたよりも、たいぶ面白かった。少なくとも、リリース直後のスーパーマゾ仕様や、壷割オンラインと比べると、その面白さは数倍だ。ハクスラ本来の脳死反復プレイで、脳内麻薬を絞り出せる良作に生まれ変わっている。リリース直後に投げた層には、今改めてオススメできる一品。

 ■ The Elder Scrolls Online

 これも復帰プレイもの。こちらはたかだか半年のブランクだったということもあり、復帰前とそんなに変わっていなかった。どちらかというと、自分の中のTESOに止めを刺すためだけの復帰となった。

 ■ Free Style 2

 懐かしのFree Style。そのむかし、一作目は結構はまったんだよなぁ。と思いつつプレイ。少々仕様が異なるものの、プレイ感は一作目とかわらないものだった。わりかし面白かったんだけども、サーバーが重いとか、仲間が少ないとか、そういう部分で長くプレイするようなものにはならなかった。

 ■ Hearthstone

 最近日本語化されてにわかに盛り上がっている本作。でも私がやった時は、まだ英語版だった。私の中の感想としては、ちょっとアンフェアで面白いトランプ、くらいの域を出なかった。

 個人的な意見としては、TGCの「T」要素をオンラインゲームで持たせる必要はあるのかね? ってなところがどうしても気になった。まぁ、そこが運営側としては儲けどころなのかもしれないけど、Pay to Win要素には敏感になってしまう、オンラインゲーム第一世代なのでした。

 ■ 黒い砂漠

 30分持たずに飽きた量産型アジアMMORPG。

 ■ Tree of Life

 レトロ風な3D版Ultima Online。未完成版とはいえ、数日間はこの系統のゲーム本来の「開拓の楽しみ」を味わえた。私が遊んでいた当時の時点では、3人だけで開発していたらしい。そういう点を加味すれば、かなり頑張っている佳作だった。

 とはいえ、ゲームとしてのボリューム、寿命には自ずと限界があった。

 ■ Trove

 荒いピクセル(ボクセル)を敢えて前面に押し出したマイクラ系MORPG。軽くプレイでき、軽く飽きる。スナック菓子のようなゲーム。悪くはないが、主力たりえない。どこまでもスナックどまり。ご飯もおかずもない。

 ■ ドラゴンズドグマオンライン

 和製MORPGの期待作。正直、結構良く出来ていたと思う。ただ如何せんボリューム不足だったのと、若干のおかしな仕様(しがみつきオンラインや、必要のない移動のストレス)が残念だった。もっともっと予算があれば、ブラッシュアップを繰り返して、かなりいいゲームになりそうな素材だっただけに惜しい。

 ■ Rocket League

 車で遊ぶサッカー。バカゲー。友達とワイワイできれば楽しい感じだけど、1人でランクマッチで切磋琢磨しよう、と思えるほど真面目に向き合えるタイトルでもなかった。

 ■ モンスターハンタークロス

 モンハン最新作。これを書いている今の時点で、目下プレイ中。例によってマンネリは免れないが、従来作よりは、いろいろと野心的な新要素が加わっていて、その辺の評価は高い。

 ■ Dragon Age: Inquisitor

 オフラインゲームの悪い点(1人でつまらない)と、オンラインゲームの悪い点(単調なおつかいゲーム)をあわせたようなゲームだった。大作なんだろうけど、途中で投げてしまった。

 ■ Car Mechanic Simulator 2015

 車整備ゲーム。GTAで車にはまり、リアルに車を買おう、と思う間の期間に、車への渇望を満たすために、気の迷いで買ったゲーム。というか教材。車の構造などへの知見は、ほんのちょっとは身についた・・・かな。

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