カテゴリー別アーカイブ: Fly!的オンラインゲーム大賞

日記: 12月26日(2023年)

 年末ぎりぎりに滑り込む形で思い出したこの企画。

 そう、Fly!的オンラインゲーム大賞です。

 今年のノミネート作品はこちら。

  • モンスターハンターライズ:サンブレイク
  • スプラトゥーン3
  • ディビジョン2
  • ストリートファイター6
  • ディアブロ4
  • Arrow a row(オフライン)
  • God Of Weapons(オフライン)
  • きみのまちサンドロック(オフライン)
  • レゴフォートナイト

 今年は全然オンラインゲームで遊ばなかった! なので上記のリストには、オフラインゲームを混入させて、見た目のエントリー数をかさまししておきました。てへ。

 そんな1年だったので、残念ながら今年の大賞作品は「なし」です。とほほ。

 ってことで寸評とか。

 一応、今年一番遊んだのはスプラトゥーン3かな。1日1勝ペースでナワバリを遊び、カタログ(バトルパス)だけは埋めるお仕事をしていた。キャラが可愛く、動かしているだけでそれなりに楽しく、アップデートも季節ごとに入って鮮度を保ってくれたので、プレイし続けることができた。もうさすがにカタログ埋めも義務感出てるし、そもそもカタログの景品にもリピート商品が多くなってしまっていて、モチベは枯渇寸前だけども。

 同じようにバトルパス目当てで遊んだのはディビジョン2。例年通り。マンネリの極み。他に言うことはない。

 今年の私のゲーム生活の特色といえば、オンラインゲームがパッとしなかった一方で、オフラインゲームを珍しく数タイトル楽しんだ、ということかもしれない。Arrow a rowやGod Of Weaponsのような低価格なローグライクも面白かったし、きみのまちサンドロックは、今現在、絶賛楽しんでいる1人用のRPG/サンドボックスだ。どれも価格以上に楽しんだと断言したい。

 そして今、にわかに熱くなってきているのは、レゴフォートナイトだ。無料のサンドボックスにしては、非常によくできている。自分の村を発展させたい気持ちになる。動力をつかった乗りもの作りなんかもできて、いじりがいがある。遊んだことはないけど噂に聞く限りでは、ゼルダでできるようなことができる。それが、繰り返すけど無料。すごい。

 ストリートファイター6は、私が手を出した中では、今年リリースのオンラインゲームとして、最高の出来のものだったとは思う。ただただ自分の熱量不足、コミュニティ不足でついていけなかったけど、波に乗れればさぞや熱かったことだろう。波に乗り損ねた私は、もうアケコンも片づけてしまったよ。惜しまれる。

 ディアブロ4は、多少予想はしていたけど「駄作だった」というのが私の感想。いろいろダメなところはあったけど、最たるものは技のクールダウン。ハクスラは無限にバシュバシュと技を打てないとダメでしょ。イモータルといい4といい、スキルをMMORPGのようなクールダウン方式にしたのは、本当にわかってないな、と思った。突き詰めて言えばディアブロ系のゲームなんてものは、クリックするだけのゲームでしかなくて、でも「そこをいかに爽快にするか」で売ってきたようなものなのに。

 ってことで今年のFly!的オンラインゲーム大賞は以上だ。

 あまりにもオンラインゲームのプレイ数が少なかった2023年は、20年余続いてきた「コンスタントに仲間と夜な夜な集まってオンラインゲーム」という文化が、ついに途絶えた年にもなった。痛恨だ。

 果たして、2024年はどういうオンラインゲームとの付き合い方になるんだろうな。

日記: 12月9日(2022年)

 はい、今年もやってまいりましたこの季節。

 そう、Fly!的オンラインゲーム大賞の季節です。

 今年のノミネート作品はこちら。

  • League of Legends
  • Mortal Online 2
  • Raibow Six Siege
  • VALORANT
  • ディアブロイモータル
  • Division 2
  • モンスターハンターライズ:サンブレイク
  • スプラトゥーン3
  • オーバーウォッチ2
  • For The King

 (ほぼ日記の登場順)

 この中から選ぶ今年の大賞は・・・。

 Mortal Online 2かなぁ。

 以下、寸評。

 【Mortal Online 2】

 いや、わかる、わかるよ。なんでMO2? うん、わかる。

 この中でも1、2を争う知名度のなさだし、そんなに長くもプレイしてないし、なんならソロプレイしかしてないんだけどね。でも私のメインステージは、なんだかんだでMMORPGってことにしておきたいので、そのジャンルに一番近い楽しみを提供してくれた本作をこそ、大賞に推したい。

 それに、可能性というか、ポテンシャルはあったんだよなぁ、このゲーム。PvP周りの仕様をもう少しマイルドにして、日本語対応して、見た目整えて、宣伝うまいことやったら、結構な人気を出せるだけのポテンシャルはあった。運営の謎の殺伐感へのこだわりが、ニッチな人気止まりにしてしまっていた点が大変惜しい。

 【モンスターハンターライズ:サンブレイク、スプラトゥーン3】

 私のジャンルへのこだわりを取り除くと、大賞はサンブレイクかスプラトゥーン3だと思う。

 いずれもSwitchのゲームで、リアルの知人と楽しんでいるんだけども、そういう層、つまり「古来よりのオンラインゲームマニアではない、ノーマルなゲーマー層」とでも、一緒にオンラインプレイを楽しめるツールであるという、一般性の高さが大きな評価ポイントだった。

 もちろん、ゲームそのものの出来もかなりいい。

 サンブレイクは、ライズの拡張パックなんだけど、ライズよりも格段に面白くなっていた。ひょっとするとシリーズで一番面白いまであるんじゃないかな。難易度がだいぶヌルくなってるから私に合う、っていう側面もあるけど、その分いろいろと気軽に遊びやすくて、私は好きだ。最新のアップグレードでは、仲間NPCを一緒に狩りにつれていけるようにまでなって、ヌルゲー化が加速されている。そこがまた私には好印象。

 スプラトゥーン3は、私にとってははじめてのパッドで遊ぶTPSで、かつ、はじめてのジャイロ操作でもあり、プレイし始めの時期には少し苦労した。でもゲームとしての出来が良かったこともあって、うまくプレイできなくてもちゃんと楽しめたし、徐々に上達していく喜びも得られた。キャラの可愛さや、演出のウマさも相まって、高品質な和製ゲームならではの良さを堪能できている。

 【League of Legends、Division 2】

 いつものソロプレイ枠。語ることはない。例年との違いとしては、今年はFallout 76が脱落した。やりたいんだけどね。来年はやるかなぁ。

 【Raibow Six Siege、VALORANT】

 いつもの仲間とのマルチプレイ枠。これまた語ることはない。いや、VALORANTが復活したのは一応特筆すべき点かな。思ったより良ゲーだと、復活時に感じた。とはいえ、まぁ変わらぬ味わい。

 【オーバーウォッチ2】

 いつもの仲間とのマルチプレイ枠に収まるかな、と試してみたけど、私にはやっぱりこのゲームは合わなかった。仲間たちは遊んでいる模様。私は逃亡中。

 【For The King】

 最初はSteam版を買って、それをソロで遊ぶだけでも、そこそこは面白かった。けど、ゲーム内容的に「こういうゲームはSwitchの仲間と遊びたいな」と感じたので、みんなにSwitch版を買わせて、VCしつつ遊んでみたところ、予想通りより一層楽しかった。桃鉄やマリオパーティー的なスゴロク枠。気楽に酒でも飲みながらワイワイやるのがよい。

 【ディアブロイモータル】

 クソゲー・オブ・ザ・イヤー受賞。

日記: 12月14日(2021年)

 今年も年末ということで、恒例のFly!的オンラインゲーム大賞のお時間です。

 この企画も20年近くやっているはずで、このブログに残っているだけでも過去分を調べてみたら16年分あった。長さだけなら自慢になる。長さだけなら。

 ということで、過去分を参照していたら探すのが面倒くさいことが分かったので、今更ながら「Fly!的オンラインゲーム大賞」をカテゴリわけしおきつつ、2021年の大賞を決めていくぞ。

 ノミネート作品はこちら。

 【オンラインゲーム】

  • Fallout 76
  • Division 2
  • Wild Terra 2
  • モンスターハンター・ライズ
  • League of Legends
  • The Crew 2
  • Chivalry 2
  • ファンタシースターオンライン2・ニュージェネシス
  • Crowfall
  • Codex
  • Age of Empires IV(ストレステスト)
  • New World

 【選外:オフラインゲーム】

  • リングフィットアドベンチャー
  • Mech Warrior 5

 この中から選択した今年の大賞は・・・。

 ダラララララララ(ドラムロール)・・・。

 New World!

 でした。

 以下タイトルごとに。

 【大賞:New World】

 まぁ、これしかないでしょ。私はMMORPGプレイヤーなのだ。

 最初にネガっておくと、このゲームの擁護しきれないダメなところは、もうバグバグなところに尽きる。バグというか、チート対策が弱いところというか。数々のExploitが日ごとに開発されていく様は、往年のDivision、Fallout 76を彷彿とさせた。

 それがなぜ大賞かというと、私はあんましそういうことでマイナス評価しない性質のようだからだ。それよりもコンセプトやポテンシャルを重視してしまう。

 思えばExploitで有名なDivisionやFallout 76にも、過去に大賞を取らせていた。ズルをする人が少しいる、くらいのことは、自分には関係ない、自分や自分の周囲に影響しないなら関係なく楽しめる、と思ってしまうのかもしれない。

 New Worldの良いところは、以前にも述べたように、なによりも世界の作り方の良さにあった。地形、街、資源、モンスター、といったものの配置や役割が絶妙で、遊ぶフィールドとしての出来が絶妙によく、その世界でキャラを動かすこと自体に楽しさがあった。

 その世界のありようは、MMORPG界のスタンダードであるWoW方式とは全く違う新しい枠組みのもので、まさに「New World」の名が体を表す格好になっていた。この一点をもって、私の中ではNew Worldは大賞に据えられるだけの資格を持っている。

 反面、バグは論外としても、その他のキャラシステムやダンジョンなど、絶妙な世界の上に載っている様々なものは、一流とは思えないことが多く、そこがかなり残念でもあった。素材は良いのに調理が悪い。土地は良いのに建屋が悪い。国土は良いのに政治が悪い。そういう感じ。

 それでトータル的には駄作とは言わないまでも、佳作程度に落ち着かざるを得ないゲームになっているとは思う。惜しい。

 【残念MMORPG枠:Crowfall、Wild Terra 2、Codex】

 こいつらを同列にしていいのか?の3つ。

 Crowfallは嫌いじゃなかったけど、長すぎた有料アルファの間に迷走しすぎたんだろうな。異形を含めた多様な種族/クラスのコンボがあり、ビルドがあり、やや貧相ながらもディフォルメされた軽快なグラフィックがあり、動きもよく、RvRがあり、シージがあり、というような良作たりえる下地があったのに、リリース時の仕様が「レベル上げが有名無実」「複数人いないと採取すらできない必須素材がある」「一般人お断りなGvGしかないエンドコンテンツ」というような「アルファからやってきたガチ勢の声だけを聴いた結果」で構成されていたため、見事に憤死した。

 Wild Terra 2は、いちおうUOの系譜かな。2DオープンワールドMMORPG。UO並みの基本システムと、UO以上のクラフトと、UO以下の人口で構成されていた。最初の3日くらいはUO並みの面白さはあったけど、割とすぐにやることが無くなった。

 Wild Terra 2を1/10000に希釈するとCodexになる。

 【その他】

 Fallout 76。今年の前半は、そのシーズンのスゴロク完遂を目指して遊んだりした。スゴロクが目標になったのと、武器やらが増えていたのとで、ある程度モチベが保てた。けど、スゴロクも2度目3度目になるとやる気が出ず、最近は遊んでいない。またスゴロクがしたくなったら、遊ぶ・・・かなぁ。

 Division 2。因縁の超絶美形ヒロイン、フェイ・ラウを始末した。

 モンスターハンター・ライズ。職場の民と遊んだ。もうモンハンも味がしなくなってきた。

 League of Legends。数年ぶりに「ブロンズで始まるランクをシルバーに上げる作業」を実施。無事上がったけど、また来シーズンに振り分け戦をすればブロンズスタートなんだろうな、と思うと空しい作業だ。

 The Crew 2。骨折で旅に出られない憂さ晴らしにプレイ。

 Chivalry 2。基本的にはMordhauのほうが好きかな。シナリオ戦だけは優っていたけど。フレンド関係のネット周りが最低だった。

 ファンタシースターオンライン2・ニュージェネシス。アニメキャラがアニメ声で芝居をしているシーンで恥ずかしさに耐えきれずそっと閉じた。享年3分。

 Age of Empires IV(ストレステスト)。ソロプレイを1度だけ。もうこの作業量の鬼ゲーにはついていけないと確信。

日記: 12月30日(2020年)

 惰性で続けるFly!的オンラインゲーム大賞の時間ですよ!

 なお本賞は、その年に私が1度でも遊んだ「オンライン要素のあるゲーム(ほぼオフゲーのように遊んでいても可)」の中で、特に優秀なものを挙げつつ、全体を総覧するような、そんなネタ回だ。

 ・・・と今更定義しつつ、今年のノミネートは以下だ。ソースは本ブログ。順番はその大まかな登場順。ブログに記載しなかったゲームは忘れているかもしれない。

  • レジェンド・オブ・ルーンテラ
  • Division 2: Warlords of New York
  • Ghost Recon: Breakpoint
  • Fallout 76
  • Forza Horizon 4
  • VALORANT
  • Rainbow Six Siege
  • League of Legends
  • Project CARS 3
  • Red Dead Online
  • Lost Ark

 また、ブログに登場したけどオンライン要素のなかったゲームも一応挙げておく。

  • MechWarrior 5
  • Kingdom Come: Deliverance
  • Skyrim VR
  • リングフィットアドベンチャー
  • ディヴィニティ・オリジナルシン2・ディフィニティブエディション

 さて、この中で栄えある今年のFly!大賞(略称)に輝いたのは・・・。

 なし!

 です。

 うーん、今年は大賞っていうほどのタイトルはなかったなぁ。

 以下は、いくつかのタイトルをピックアップしてレビューしたい。

 【Fallout 76、Division 2】

 一番遊んだゲームは、このブログやTwitterのフォロワー諸氏にはわかると思うけど、Fallout 76とDivision 2だ。この2タイトルはその世界観が気に入っているので、熱中して遊ぶというほどではなくとも、時間があるときにはその世界に遊びに行って、仮想冒険(現実逃避ともいう)のツールとしている。

 この2タイトルに共通する特徴として、そこそこに魅力的な拡張が今年なされた、ということがある。Division 2は有料パックとはいえ、ニューヨークという大きなエリアを追加し、前作からの因縁の宿敵との対決を実現した。Fallout 76は生きた人間のNPCが復帰するという、劇的な変更をゲームに加え、しかもそれを無料で提供してきた。どちらもリリース当初よりもずっといいゲームになっている。

 というわけで評価はしたいものの、これらの「過去作」をいまさら遊んでいる奇特な人間は少なく、一緒に遊ぶ友人もいなくなってしまったので、オンラインゲーム的な楽しみは薄く、大賞というわけにはいかなかった。

 【Forza Horizon 4、Project CARS 3】

 今年は人生で初めてのハンコンを買ったことは印象的な出来事だった。それで購入したタイトルのうち、Forza Horizon 4は面白く、Project CARS 3はいまいちだった、と両極端な結果だったこともまた印象的だった。ドライブというレベルの運転ならゲームとして楽しめるけど、レースのようなシビアな競技レベルにまで運転技術を磨くには、自分の覚悟がないということだろう。

 【Skyrim VR】

 Qculus RiftでVR環境を導入したのも、今年の大きな出来事。でも、VRは私にはあまりマッチしなかったので、Oculusはすでにオブジェと化している。

 【VALORANT、Rainbow Six Siege】

 「オンラインゲーム」としてちゃんと他人と交わって遊んだゲームとしては、これらがもっとも長時間遊んだタイトルだった。特にVALORANTは、LoLを世に出したRiotの開発運営ということで話題にもなり、かつ、その話題を裏切ることのないそつのない作りで、いいゲームだったと思う。ただ、競技性のあるFPSというものに、そんなに熱心には取り組めない嗜好だし、Rainbow Six Siegeに関しては休止期間アリの2年目で、すでにマンネリな点もあったしで、大賞というようなインパクトはなかったかな。

 【League of Legends】

 帰ってきたノミネート常連。久々に遊ぶとやっぱり安定の面白さがある。いまさら大賞には、まぁ、ならないんだけど、とはいえこれはもうなんだか完成されてる。えらい。LoLというジャンルとさえ言える。ある意味もはや殿堂入り。

日記: 12月31日(2019年)

 はい、今年もやってきましたFly!的オンラインゲーム大賞。ギリギリ年内の更新が間に合った。

 オンラインで遊んでないけど、オンライン対応のものも含めて、今年遊んだゲームは以下の通りだ。

  • Fallout 76
  • Path of Exile
  • FarCry New Dawn
  • Borderlands: The Pre-sequel
  • Division 2
  • Mordhau
  • Team Fight Tactics
  • Legends of Aria
  • Ghost Recon: Breakpoint
  • Rainbow Six Siege
  • MechWarrior 5

 この中で、2019年の対象に輝いた作品は・・・。

 ・・・。

 なし!

 ・・・です。はい。

 【総評】

 今年はオンラインゲームという観点でいうと、小粒な年だった。

 期待していたタイトルは複数あったんだけど、期待していたほどではないという残念な結果が多く、新作はスマッシュヒット以下にとどまった。そのほかは前年度以前からの継続プレイ、惰性プレイに終始した。

 あえてトップスリーを挙げるなら、Mordhau、Division 2、Rainbow Six Siegeかな。

 【個々の寸評】

 昨年の大賞作のFallout 76は、個人的には気に入っているタイトル。今年もたびたび復帰しては、その世界の空気に触れることを楽しんだ。相変わらず不具合も多く、致命的なチート行為を許したりもしている問題作ではあるけど、様々な追加コンテンツを取り入れて、頑張って盛り返そうと工夫している様子は見られる。来年2020年にはついに「生きている友好的NPC」が登場するアップデートも予定されているようなので、まだまだしゃぶれる逸品だ。

 PoEは安定のハクスラ。もう私の興味という点からは特にいうことはないけど、ハクスラを何かしたい、という人にはとりあえずPoEを進めておけばよかろう、という安定感がある。個人的にはゲーム画面の視認性が低いのがすごーーーーく大きな数少ない欠点だと思っている。

 FarCry New DawnはいつものFarCry。FarCry 5の続編という立ち位置なんだけど、どちらかというと駄作だったFarCry 5に比べると、だいぶ改善されていた。でもいずれにしても、いつものUBIのスカスカオープンワールドではあるので、どこまでも軽い食感。胃にずっしりたまるような食べ応えは、一切ない。

 Borderlands: The Pre-sequel。暇な期間につなぎとしてプレイ。Borderlandsシリーズは1しか経験がなかったけど、1は非常に面白かったので、ちょっとは期待してプレイした。が、正直いまいちだったかな。妙に平坦なルートシューターで、気分を乗せることができなかった。

 Division 2は今年の「もったいないで賞」受賞作品。うーん、出だしが最悪だったDivision 1を、最終的に傑作の域にまで持ち直したマッシブが、どうしてDivision 2を、またしても甘すぎる完成度(特にエンドゲーム)でリリースしてしまったのか。Division 1の経験から何も学んでいない。素材がいいだけに、調理法の手抜きが非常にもったいない作品。そうはいっても十分面白い部分もあるゲームで、レベルキャップあたりまでは面白かった。世界観は相変わらず最強。ロボはいらなかったけど。

 Mordhau。今年の大賞に一番近かったのはこれかな。今までプレイしたことのないジャンルだったので、個人的に斬新だった。何度もリスポーンしてスコアを削りあう形式のFPSは、キリがないところが空しくてあまりプレイしないんだけど、そういうルールでありながら私が楽しめたのは、ゲームそのものが面白かったせいだろう。ファッション面で凝れるのも、プレイヤーキャラクターを愛してプレイしたい私に合っていた。

 Team Fight TacticsはLoLのミニゲームモードとして追加されたもの。DOTAのオートチェスのパクリともいう。今年出現した新しいゲームジャンルで、そこそこ面白かった。大賞を取れるような規模感のゲームではないけど、ちょっとプレイするには面白い。ただこの手のものは、初期の頃はみんなテキトーなので面白いけど、時間がたつと戦略と計算とを駆使するガチ勢と、私のようないい加減な感覚派との差がどんどん大きくなっていくものなので、今プレイしてもそんなに楽しめないような気はする。

 Legends of AriaはUOクローン。初期UOと似たような楽しみが、そこにはあった。それ以上でもそれ以下でもない感じ。

 Ghost Recon: Breakpointは、Division 2と同じく「残念な後継作」。「面白かったが欠点もあった前作」を、今度はブラッシュアップして正統進化版としてリリースしてくれるだろうと期待したのに、なんだか退化/変化してしまったという作品。前作よりいい部分もあるんだけど、前作の良かった部分がなくなっていたことのほうが傷が深かった。嫌いじゃないんだけどね。

 Rainbow Six Siegeは今年の惰性枠。毎年LoLが担っていた惰性枠が、今年の終盤2か月ほどはR6Sが担った。だらだらと「知り合いと遊べるので」という、寂しがりOLみたいな理由で遊んだ。ゲームルールとしては70点、オンラインゲームとしては30点くらいの印象なゲーム。

 MechWarrior 5は、16年ぶりくらいに好きなシリーズのナンバリングタイトルが出たというだけで、ピックアップせずにはいられない。正直なところ前作のMW4Mのほうがいいゲームだったと思うけど、もうそんなことはどうでもいいや。メックの命脈が保たれただけで、贔屓目全開で評価する。