GRW: 9つめ!

 今回の舞台はバルベチョス地区。

 この地区も前回と同じ「密輸」部門の地区。難易度も同じく3だ。

 たぶんここが最後の未攻略の難易度3の地区だったので、今後は難易度4を中心に遊んでいくことになりそうだ。

 密輸部門といっても、この地区で担当しているのは、麻薬を売りさばいたあとの、会計的な作業やマネーロンダリングらしい。なので、麻薬とか拷問とか、そういうきな臭いものはまったくでてこない、ある意味クリーンな地区だった。

 金がからむと人間関係は悪化するもので、ここのボスのエル・プルポは、部門の大ボスのビューティー・クイーンことニディア・フロレスと仲が悪い。そこで、さらにその関係にひびを入れるような、いわば離間の計を用いて、ボスをゴーストサイドに引き込もう、というのが大まかな流れだった。

 そういう複雑な事情が背景にあったおかげで、展開のバリエーションとしては、前回のカイマネスより起伏があって面白かったかな。ただ、マルチプレイだとその辺のストーリーの機微がわかりにくいので(PC間の会話に神経が行ってしまう)、こういったことは後から復習して、やっと100%わかったことでもある。

 ミッションの方向性としては、こちらの計略だとばれないように仲違いをさせなければならないので、隠密性を問われるものが多かったように思う。ただ、このゲームの場合「見つからずにやれ」は「見つからずに全員殺してからやれ」なので、そんなに難しくはないんだよなぁ。

 護衛が全員射殺されてるところに、ぽつんと怪しげなデータや現金があったら、もう少し離間の計を疑いそうなもんだけど。これでころっと騙されるのは浅すぎる。不自然極まりない。「見つからずに、かつ、殺さずにやれ」っていう場所が、1ヶ所くらいはあってもよかったと思うよ。

 写真は最終局面の車の護衛シーン(私は運転手なので写っていない!)。

 本来4人でやるところを、2人でやっていることもあって、こういう純粋な火力勝負のシーンは、なかなか苦戦させられた。でも、そういう逆境だからこそ逆に燃える展開でもあって、なかなか私は楽しかったのでした。

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