日常的にチェックしているジャンルではないから、進化というか、昔からあったのかもしれないけど、このところセブンイレブンの冷凍食品、とくにその総菜系のもののクオリティの高さに気が付いて、いろいろと試しては、成功したり失敗したりしている。
ので、それをいくつか紹介したい。私が紹介するものなので、ラインナップはすべて肉だ。肉のおかず、またはおつまみ。
1.牛カルビ焼き
写真にあげたもの。袋の端を切り、そのまま電子レンジで温めれば、中はトレーになっているので、そのまま食卓に供して、ご飯のおかずにできる、といった商品。今回紹介するのは、すべてそういう系統だ。
で、中身はどんなものかというと、これはセブンイレブンの弁当コーナーで売られている、炭火焼牛カルビ弁当に乗っている肉そのものだ。かなりチープな牛バラ肉が、甘辛たれをつけて焼かれている、といったもの。
なので、本物の「牛肉」を期待すると、おそらく大ハズレになる。しかしその一方で、「セブンイレブンのチープなカルビ焼肉」をはじめから期待すると、途端に大アタリになる。自分で作れる類の料理ではないので、そのレア度によって、チープなはずのものからプレミアム感を得られる。付加価値が大きい。
また、弁当の商品を食う場合と違って、ご飯のほうは自前で用意できる、ということの利点を、大いに味わうこともできる。同じ味のカルビ焼肉なんだけど、合わせるご飯が、保存料の入ったレンジでチンしたものか、炊き立ての白飯かで、こうも変わるのか、というほどトータルの味わいが変わる。
元々の味付けが濃いめなこともあって、これ1パックでご飯3杯ひっぱれる。オススメ。
2.豚の生姜焼き
牛カルビ焼きの成功体験をもとに挑んだ2品目。しかし、これはいまいちだった。
決して不味くはないんだけど、牛カルビ焼きにあった「セブンイレブンでしか買えない味」というプレミアム感がなかった。自分で作れそうな、よくある生姜焼きの味。しかも生姜焼きは決して面倒なレシピでもない。材料の入手性もいいし。
そうなると、一気に冷凍食品のデメリットが際立ってくる。肉のニセモノ感だけが悪目立ちする。生姜焼きは自作でいいや、という結論に至った。
3.焼鳥炭火焼
小さいパック入りの焼鳥。串に刺さってないだけで、カウンター横で売られている焼鳥と同じようなものだと思う。だからすぐに食べるなら、カウンター横で買えばいい。たぶんそのほうが若干コスパもいいんじゃないかな。
この商品の利点は、冷凍食品である、ということだ。冷凍庫に備蓄しておけば、好きな時に食べることができる。そして焼鳥という冷凍食品としては、比較的ノウハウの溜まっている食品なだけに、上の2商品と比べても、元来の食品の再現度も高い。
パッケージのサイズ感からしても、不意に小腹の減った週末深夜のおつまみ向け。緊急出動要員。
4.牛ホルモン焼き
立ち位置的には、上の焼鳥炭火焼と同じ。冷凍庫に備蓄しておく、不意のおつまみ要員。
ただ内容的には、ほぼ「こてっちゃん」なので、長期備蓄を企図しない限りは、こてっちゃんを買ってきて、焼いて食べたほうが、コスパも味もいい。コスパの話で言うと、焼鳥にも大きく劣る。とにかく量が少なめ。
あくまでも入手性、保存性の良さがメリットなので、それを活かせるなら勧められる。
すこし手間だけど冷凍担担麺も侮れない
ほほう。
おひとり様サイズのチャーハンとかの飯モノも充実してるね。