最近似たような方向性のゲームのニュースを2つみて気になったので紹介というかメモ。
- 「『FIFA』を遊んでもプロサッカー選手にはなれないが、本作を遊べばドローンパイロットになれる」リアルドローンシム『Liftoff: Micro Drones』【開発者インタビュー】
- RCカーレースゲーム『シューティング・スター Recharge』を通して、「タミヤ」田宮俊作会長の功績を振り返る
前者はドローンの、後者はRCカーのシミュレーター/ゲームだ。
いずれも「実際に所有しようと思えば所有できるオモチャ」をPCでシミュレートするというジャンルなのが興味深い。実際に所有する踏ん切りがつかなかったり、所有しても活用できそうにないようなものを、気軽にお試しできるのが楽しそう、と思った次第だ。
ドローン。正直少し興味ある。ドライブ先やツーリング先で、空撮などをしてみたい気持ちがないわけではない。でも、実際に調べてみると、航空法やらなにやらでなかなかにハードルは高く、調べていくうちに面倒になってしまい、意欲が萎えていく。そういう経緯をこれまでに数度繰り返している。
それを試せるというのは、次にドローンへの興味が高まった時には役立つかもしれない。記事にあるように、「実機の練習になる」というのは、かなり魅力的なフレーズだ。
RCカー。記事にもあるRCカーグランプリや、コロコロコミックのドラゴンシリーズ世代だった自分としては、タミヤの高性能なRCカーは、あこがれのオモチャだった。しかし子供時代の自分にとって、タミヤのRCカーはかなり高価だったので、容易には手が出せないシロモノだった。そして小遣いやお年玉をやりくりして、ついに手に入れても、住宅街ではろくに走らせることができず、結局部屋のオブジェになってしまった。RCカーを所有して、思う存分走りまわさせるのは、子供時代の「かなえられなかった夢」のひとつだった。
その夢の世界が、記事のゲームにはあるのかもしれない。まだ未完成らしいけど、目指す地点には共感できるものがあるかもしれない。気になるところだ。
こういうコンセプトのゲームは、「実際の機種」を持ってきてくれると、本当はさらにうれしい。ドローンのほうは実在機種なのかな? RCカーもタミヤと提携したりしてくれると熱いんだけどな。
同じようなコンセプトのゲームで思い出すのは、ミニ四駆のゲームだろうか。ファミコンで遊んだ記憶がある(謎のすごろくゲーみたいな感じだったが)。ゲーム内容そのもの以上に、リアルのミニ四駆と体験がクロスする点が面白かった。
あとは「サバゲーのFPS」なんかも面白いんじゃないかと思うんだよなー。これも実在のエアガンメーカー、実在のサバゲフィールドと提携して、実在のエアガンをシミュレートして、カスタマイズとかアパレルとかをいじるのが楽しくて・・・みたいな(妄想)。エアガンは好きだけどサバゲに行くのは嫌だ、エアガン欲しいけど置く場所がない、撃つ機会もない、みたいな層の所有欲や射撃欲を満たしてくれる気がしなくもない。ま、そんなニッチなゲームは、よほどのことがない限り対戦環境がすぐ廃れてしまいそうだから難しいだろうけどね。
てなわけで、ドローンやらRCカーやらのゲーム。買うかと言われるとそこまではまだ気持ちが届いてはいないけど、とりあえず興味深く観察しているのだった。