カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2025年08月

日記: 8月20日(2025年)

 最近似たような方向性のゲームのニュースを2つみて気になったので紹介というかメモ。

 前者はドローンの、後者はRCカーのシミュレーター/ゲームだ。

 いずれも「実際に所有しようと思えば所有できるオモチャ」をPCでシミュレートするというジャンルなのが興味深い。実際に所有する踏ん切りがつかなかったり、所有しても活用できそうにないようなものを、気軽にお試しできるのが楽しそう、と思った次第だ。

 ドローン。正直少し興味ある。ドライブ先やツーリング先で、空撮などをしてみたい気持ちがないわけではない。でも、実際に調べてみると、航空法やらなにやらでなかなかにハードルは高く、調べていくうちに面倒になってしまい、意欲が萎えていく。そういう経緯をこれまでに数度繰り返している。

 それを試せるというのは、次にドローンへの興味が高まった時には役立つかもしれない。記事にあるように、「実機の練習になる」というのは、かなり魅力的なフレーズだ。
 
 RCカー。記事にもあるRCカーグランプリや、コロコロコミックのドラゴンシリーズ世代だった自分としては、タミヤの高性能なRCカーは、あこがれのオモチャだった。しかし子供時代の自分にとって、タミヤのRCカーはかなり高価だったので、容易には手が出せないシロモノだった。そして小遣いやお年玉をやりくりして、ついに手に入れても、住宅街ではろくに走らせることができず、結局部屋のオブジェになってしまった。RCカーを所有して、思う存分走りまわさせるのは、子供時代の「かなえられなかった夢」のひとつだった。

 その夢の世界が、記事のゲームにはあるのかもしれない。まだ未完成らしいけど、目指す地点には共感できるものがあるかもしれない。気になるところだ。

 こういうコンセプトのゲームは、「実際の機種」を持ってきてくれると、本当はさらにうれしい。ドローンのほうは実在機種なのかな? RCカーもタミヤと提携したりしてくれると熱いんだけどな。

 同じようなコンセプトのゲームで思い出すのは、ミニ四駆のゲームだろうか。ファミコンで遊んだ記憶がある(謎のすごろくゲーみたいな感じだったが)。ゲーム内容そのもの以上に、リアルのミニ四駆と体験がクロスする点が面白かった。

 あとは「サバゲーのFPS」なんかも面白いんじゃないかと思うんだよなー。これも実在のエアガンメーカー、実在のサバゲフィールドと提携して、実在のエアガンをシミュレートして、カスタマイズとかアパレルとかをいじるのが楽しくて・・・みたいな(妄想)。エアガンは好きだけどサバゲに行くのは嫌だ、エアガン欲しいけど置く場所がない、撃つ機会もない、みたいな層の所有欲や射撃欲を満たしてくれる気がしなくもない。ま、そんなニッチなゲームは、よほどのことがない限り対戦環境がすぐ廃れてしまいそうだから難しいだろうけどね。

 てなわけで、ドローンやらRCカーやらのゲーム。買うかと言われるとそこまではまだ気持ちが届いてはいないけど、とりあえず興味深く観察しているのだった。

日記: 8月18日(2025年)

 最近、おもむろに人生初のパン焼きに挑戦している。

 理由は少し変わっているんだけど、「オーブンレンジの買い替えの是非を検討するため」だ。

 我が家にあるオーブンレンジは、20年以上使っている年代物になる。とはいえ、使用年数だけで買い替えを決意できるかというと、そんな単純な話でもない。

 ただ単に「古い」というだけの話であり、機能的になにか故障しているわけではないので、まだまだ全然使えはする。それに、そもそも私はフライパンや鍋で調理することが多いので、オーブンや電子レンジのキッチン内での立ち位置は、あくまでもサブ的な調理器具に過ぎない。だから別に今は買い替えなくても、問題はないと言えばない。

 とはいえ、さすがに20年も使った電子レンジは小汚く、所有の喜びはもはや微塵も感じられない。キッチンの外観を損ねる汚点にすらなりつつある。だからそれを新しく綺麗なものにしたい。そんなシンプルな欲求がある。

 実用から離れた浅い欲求ではあるものの、それは年を追うごとに無視できなくなってきている。

 そこでそこに、より論理的な根拠を肉付けしてみよう、と考えた次第だ。

 今のオーブンレンジで弱い部分だと思われるのは、電子レンジ機能よりも、オーブン機能のほうだと思われる。そこでオーブン機能のほうを使った料理を、しばらく意図的に数多く作ってみて、不便さを実感することで、新しいオーブンレンジへの欲求を醸成してみよう、浅い欲求を深くしてみよう、というわけ。

 そしてそのオーブン機能を使う料理として白羽の矢を立てられたものが、「パン」だった。

 ってなわけで強力粉やドライイーストを買ってきて、YouTubeで作れそうな簡単なレシピ動画を探して、パン作りをいくつか試してみた。

 やってみると思ったより普通に作れた。あっけない。

 パンを作ってみる、なんてことは1カ月前には考えたこともなかったけど、そんなド素人の私でも、適切に温度と時間の管理をすれば、意外に簡単にできてしまうものだった。パン作り、恐るるに足らない。

 工程で難しいと思えたのは、成型くらいのものだった。これはさすがに手慣れる必要があるようで、今の私の能力ではどうしても写真のように、素人の手作り感あふれる、ダサい見た目にはなってしまう。

 ただ、見た目に目をつぶって食べてみれば、ちゃんとおいしいと思える範疇には収まるパンが作れた。

 もちろん自分で作ったパンは、やっぱりどこか素朴な出来にしかならず、パン屋のパンのおいしさを再確認することにはなる。だけど決してまずいわけではないし、自分が作ったということと、焼き立てということとが、抜群の調味料になって悪くないのだ。

 で、そうしてパン作りをしてみて、今のオーブンレンジに不満が出たかというと・・・まあ・・・少しは出たかな。

 焼成する機能のそのものについては、実は不満はあまりなかった。今までの経験でわかってはいたことではあるけど、要するに、ちゃんと焼けた。少し火力が低いのか、レシピ通りの温度設定で焼いても、時間を多くかける必要があったりはするけど、それはまあそういうもんだろうと思える。

 不満に思えた点は、焼くことのできるパン生地の量だった。

 今のオーブンレンジは、庫内で回転皿が回転するタイプのものなんだけど、このタイプのオーブンはどうしても、生地を置くスペースが狭い。四角い庫内に内接する円の面積までしか天板として使えないので、庫内の底面積全体を十分に活かせない。

 YouTube上のほとんどのパンのレシピは、四角い庫内に四角い天板を差し入れるタイプのオーブンを想定して作られているので、既定の分量通りに作ってしまうと、我が家のオーブンレンジでは1回で焼ききることができない。2回に分けて作るか、分量を半分に計算しなおさないといけない。そこに煩わしさや物足りなさを感じる。

 そういう意味で、回転皿タイプではない、ミドルクラス以上のオーブンレンジに買い替えたら、パン焼きQOLは上がるな、と思えている。

 ただそもそもの問題として、今後も長い習慣としてパンを焼くように私がなるかというと・・・どうかなぁ。

 オーブンレンジ買い替え検討会は、まだまだ続くのだった。

日記: 8月15日(2025年)

 カテゴリ「自転車通勤」の最後の更新から7年。

 足底腱膜炎の影響で久しぶりに自転車に乗り出した私は、出社日に晴れていればチャリ通をし、テレワーク時の昼休みに自転車で運動をし、暇な休日には写真のように土手沿いを少し遠くまで走ったりする、自転車率の高い日々を送っている。

 久々に乗り出した自転車は、ちゃんと動くのか不安もあったのだけど、今のところはすこぶる快調に動作している。パーツごとに良いところや不安なところもあるけど、トータル的には取り急ぎ問題はない。

 良かったところはサイコンだ。自転車に装着されたまま、7年とは言わないまでも5年くらいは、まったく手を付けられていなかったはずの安物のサイコン。これが驚くべきことに、それだけ長い放置期間を経ても、まだ電池が残っており、久々の漕ぎ出しの段階で問題なく動作を再開してくれた。しかも電波時計内臓だったらしく、表示される時刻まで正確。さすがにODDメーターはリセットされていたものの、サイコンの表示を確認しながら走れることは、チャリ通や昼のサイクリングのモチベを高めてくれている。

 いまいちだったのはライト。ライトを括り付けている樹脂のバンドが劣化して締め付けが緩くなってしまっており、走行時の振動でライトの角度がずれていってしまう。陽の高い今の季節はまだ夜間に走ることがないので、問題は表面化していないんだけど、日没後の帰宅が想定される秋以降のチャリ通までには何とかしなければ。

 そして不安なのは足回り。タイヤもチューブも、10年前のチャリ購入時のもののままだ。見た感じ深刻なひび割れはなさそうだし、タイヤの溝もわずかながらあるようだけど、普通はもう寿命なのかもしれない。換えるべきなのか、限界に挑むか。

 ともあれ久々のチャリは、なかなか快適で愉快な乗り物だったなと思い出させてくれている。夏のチャリ通は暑いけど、満員電車で他人の湿り気やら悪臭やらに接する必要がないのもいいところだ。

 ・・・日焼け対策だけが大問題かな。日焼け止め、帽子、アームカバー、スパッツで完全防護はしていても、なお軽く肌が焼ける。どうしようもない。ここはあきらめよう。

 てなわけで、にわかに自分の中で盛り上がっている自転車関連。来年から(だっけ?)厳しくなるらしい法改正の実施状況次第では、結局面倒になって乗らなくなるかもしれないけど、気楽に乗れるうちは、しばし乗り続けていこう。

日記: 8月5日(2025年)

 足底腱膜炎の記録。

 前回の記録から、さらに1カ月ほどが経過した。

 相変わらず違和感はあるものの、なんとなく痛みかたがマイルドになってきたような気がする。ただ、普段から足をできるだけ使わなくしているので、足の痛みがマイルドなのが「治ってきているせい」なのか、「ただ負荷が少ないせい」なのかがよくわからない。たぶん、両方なのではないかと思う。

 そして足をできるだけ使わない生活を続けた結果、足そのものの耐性は下がってしまっている。

 少し歩くと、足底腱膜炎とは関係なく足が疲れて、足の裏が痛くなる。この場合の痛みは、足底腱膜炎の痛みもあるけど、歩きすぎの疲労によるものの割合が大きい。そういう「足の裏が疲れて痛い」というごく普通の症状が、普段から歩かなくなったことで、少ない歩数で発生するようになってしまった。

 要するに「鍛えられていないもやしっ子の足」になってしまった(もともと大して鍛えられてはいなかったけど)。

 なので、足底腱膜炎が明確に治るまでは、できるだけ足に負荷をかけない生活は続けるのだけど、そのあとではまた、再発しない程度に足を多く使って、鍛えなおすターンが必要になりそうだ。

 完全復活までの道のりは遠い。