日記: 10月10日(2025年)

 ミルクフォーマーを新調した。

 今回買ったのはハリオのCZ-1BRなるもの。

 写真の通り、ハンドミキサータイプでスタンド付きの製品だ。

 我が家のミルクフォーマーとしては3代目になる。

 1代目は、タンブラー型のフォーマーで、タンブラーの中にミルクを入れて電源を入れると、中身が高速回転しながらフォームされつつ、同時に温められもする、というような製品だった。ビジュアル的にはこういうの。これはこれで悪くなかったのだけど、どうしても製品サイズが大きくて大げさなのと、ある日突然動かなくなったので引退と相成った。

 2代目は、スリコで売ってそうな安っぽいハンドミキサータイプ。ビジュアル的にはこれ。カップに牛乳を入れて少しレンチンし、これで攪拌してフォーム状にしておいたところに、あとからコーヒーを注ぐ、みたいな雑な使い方で、なんちゃってカフェラテを楽しんだ。フォームの出来は最初のタンブラータイプよりも劣ったけど、日常使いとしては気楽に使えるので悪くはなかった。が、これもある日突然モーターが回らなくなって引退。たぶん、モーターが焼ききれでもしたのだろう。安物だし。

 ってことで買ったのが、今回の3代目。構造としては2代目と同じで、外観がオシャレなのと、スタンドが付いているのが主な違いだ。外観が良く、おさまりのいいスタンドもある、っていうのは、思っていたよりもキッチンを華やかにしてくれるので、それだけでも満足度は結構あった。

 一方でミルクフォーマーとしての実力は、同タイプの2代目と比較して「少しだけいいフォームになるかな」とも思えるんだけど、正直誤差の範囲。倍の価格差ほどには能力に違いはないんじゃないかな。モーターで軸を回転させる、というだけの実にシンプルな製品だし。

 それと気になるのは、私の個体は購入時点で、金属部分の軸がまっすぐではなく斜めにずれていた、という点。軸がずれているので、回転させると先端部分は、ぶるぶると不規則な楕円軌道を描く。そのおかげで、逆にフォームが早く上手く作れている、というメリットになっているような気もするんだけど、なんだかちょっとすっきりしない。この軸ずれは意図的なのか欠陥なのかわからないからだ。そのぶん、この製品は評価が難しい。

 いずれにせよこの軸ずれは本体にかける負担が強そうなので、製品寿命は短いんじゃないかな、という予感がしている。過去2代にわたってフォーマーを使いつぶしてきた私にはわかる。

 ってなわけで、ハリオのミルクフォーマー。基本的には外観がオシャレなことだけが長所って感じ。高い買い物ではなし、使える限り使っていければいいかなと割り切っている。

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