その新製品は写真のとおりのもの。ポテトチップスクリスプなる商品だ。
リンク先を見るまでもなく、写真を見ればどんな商品であるかは一目瞭然だと思う。お察しのとおり、筒状の容器に入れられた整形ポテトチップスで、チップスターやプリングルスと同列のジャンルのものだ。
「ナビスコが離れてYBCも大変だよな」などと思いながら、支援の意味でチップスターを求めてコンビニの陳列棚に向かったところ、競合新製品のプロモーションのごとく、チップスターへの当てつけのような位置関係で、この商品が売られていた。そこであっさりとYBCへの同情の念を捨て去って、好奇心でこちらを手にとってみた次第だ。
で、食べた。
判定:チップスターの勝ち。
うーん、まずいわけではないんだけど、おいしいわけでもない感じ。ある意味カルビーっぽい地味な味。名前にクリスプとあるように、クリスピーな食感を重視している点が競合製品との差別化ポイントのようで、そこが吉と出るか凶と出るかなのだと思う。私には凶とでた。
クリスピーだということは乾燥しているということで、要するに、噛み締めたときに何も旨みが出てこないんだよね。煎餅かビスケットかというと煎餅に近い、とでも言おうか。スライスポテチを整形ポテチで目指したんだと思うけど、整形ポテチの良さというか特徴をスポイルしてまで目指すものではないような気がした。
ということでFly!ではカルビーのポテチは応援していません。スライスポテチなら湖池屋、整形ポテチならチップスターやプリングルスで良いと思います。フレンチサラダ味だけちょっと応援しています。
余談ながらポテトチップスは、米語だとチップス。英語だとクリスプス。この商品はポテトチップスクリスプ。ある意味全対応ネーミング。
筒の上半分は空気
そのことに触れ忘れた!
と思って検索してみたら想像以上に有名だった。
っていうかロング缶のほうの枚数削減感はやりすぎだなこれ・・・