今現在の実家の車はマツダアクセラスポーツ。スコットランドに行った年に、渡航直前に納車されて、焦ったという記憶があるから・・・2009年式だ。ということは、かれこれ9年目に入ることになる。
そんな9年目のアクセラは、さすがにいろいろとガタも出はじめているらしく、先日の定期メンテナンスでディーラーから「次の車検では30万ほどかかる」と言われてしまったらしい。そして、その上で「…であれば買い替えなどいかがでしょうか」というセールスをかけられたところ、それに父がまんまと乗せられてしまった、というのが買い替えの経緯だそうだ。ちょろいな父。
買い替え先は少しスケールダウンした、コンパクトカーのマツダデミオとのこと。
うーん、デミオかー。3ナンバーから5ナンバーかー。一気に格落ちする感はぬぐえない。
でもデミオは製品としてはいいものだと思うし、もうあと何年乗るかも怪しい父の車だから、コスパという面では最適な選択肢だとも思えた。まぁ、いいんじゃないかな。
そんな話をいろいろと聞いたあとで、「だからお前も一緒に来て試乗とかしてくれ」と言われたので、先週末にデミオに試乗したり、値引きをしたりしてきたので、その辺を話したい。
試乗した感想は、まずは乗ってすぐに感じたのは、やっぱり少し狭いな、ということだった。アクセラに比べると、キャビンが一回り小さい。窓までの距離が近い。そして後部座席からみた前部座席が近い。とにかくアクセラと比べてしまうと狭い。
でもデミオが狭いのは初めから織り込み済みだったし、私からすれば、自分のミニに比べれば全然広いので、あまり問題はない。実家の車なんて、どうせ両親夫婦が近所の商業施設に行く程度の用途が大半だろうから、むしろ街中を運転しやすいサイズでいいんじゃないだろうか。見栄を張りさえしなければベストサイズとも思える。
次に走らせてみる。走行性能の良し悪しなんかは、街中の試乗ではやっぱりよくわからなかった。一応、思いっきり踏み込んでみたりもしたけど、当然のようにスムーズに加速した。少なくとも通常の用途では、まったく問題なさそうだ。ミニよりは快適だよ、うん。
値引き交渉は、初めからかなりガッツリ引かれていたので、あまり粘らなかった。3万くらいのオプションをロハで追加してもらったくらいかな。トータルで20万くらい値引いてフィニッシュだったと思う。事前にインターネットで調べた値引き額も、そのあたりが限界値っぽかったので、十分だろう。
そんな中、今回のディーラー訪問で最も印象的だったのは、試乗では体感できなかったものの、この9年で自動車の安全性能や装備品が格段に向上しているんだな、ということだった。
この数年での安全性能に関する進歩は著しい、とは聞いていたものの、実際に購入時に説明を受けると、そんなことまでするのか、と思う機能がてんこもり。普段運転しているミニはもとより、アクセラからしても隔世の感がある。
またオーディオなども、以前アクセラを購入した9年前は、CDがないと話にならない、という時代だったのに、今回のデミオでは、標準媒体がUSBになっていて、CDはオプション扱いになっている。
9年という年月は、短いようでやっぱり長いんだな、と痛感した。
そんなわけで結局このデミオは契約に至り、1、2か月後には実家にやってくることになった。自分のものではないし、車格は下がるんだけど、やっぱり新車は楽しみだ。
マツダディーラーは最初からがっつり値引きしてくるイメージ
ほー。
3月納車だったことは影響したのかな。
いまの車は便利すぎて故障が早そうと思い込んでいる
便利⇒色々な機能⇒パーツが多い⇒故障が多くなるのでは?
実際はどうなんだろうか
私の印象では昔の車はそもそも基本的な車が動くために必須の部分が今よりも壊れていたので、パーツが増えても今の車は故障が多いとは思わないな。
例えば昔は車なんて10万キロも走ればもうガタガタになって買い替えしないとどうにもならないみたいな感じもあったが、今の車はそれくらいは特に故障もせずに動く。
もちろん個人の乗り方やメンテナンスをしっかりしているかで差が出ますが、機械部品としての精度は確実に上がっていますので特に壊れませんね。
車と言ってもいろいろあるからメーカーや車種でいろいろだろうなぁ。
今回の話に出たアクセラでいうと、基本走行部分は結局壊れなかった。けど今回の車検ではそういう部分が交換だったんだと思うので、やっと壊れたといえるかもしれない。消耗品の交換、と言えばそうだけど。
それ以外に、i-Stopという当時最新のシステムが、これはかなり初期の段階で1度問題を起こして、直してもらった記憶がある。でもそれ以降は問題を起こしていない。
基本部分も、ハイテク部分も打率は1回/10年以上! 低打率なので良しとしよう。