どうだろう。個人的にはあまりそうは思わないかな。
確かにまとめサイトや、アフィリエイト目的の内容が薄いサイトが増えた結果、情報のノイズは増えたと思う。だけど、そもそも情報の母数が昔と今とでは全然違う。だから欲しい情報は、昔よりも格段に容易に手に入るようになった、という印象のほうが強い。
例示したらきりがないけど、例えば災害情報や交通情報。昔はそんなものは、そもそもリアルタイムにインターネットで手に入りはしなかった。スマホをはじめとするデバイスやインフラそのものの進化も大きい。
レビュー関係。今は商品に飲食店、国内外のホテルや観光地まで、ありとあらゆるものがオープンにレビューされている。インターネットでレビューされる、ということが、あらゆる商取引で当然の文化になっている。「昔の濃い個人サイトの単一的なレビュー」よりも、「薄いが大量のレビューの集合」のほうが私は信用できる(鵜呑みにするというわけではなくて、自分の判断の材料になる)。
そんなわけでトータル的に言えば、15年前より今のほうがずっといい、と私は思う。
ただ共感できる部分もある。それは古き良き個人サイトが壊滅している、それが寂しい、ということだ。
個人の自己満足100%で運営されているウェブサイト、なんの意味もない趣味100%のウェブサイト、「取るに足らない一個人」が透けてみえるウェブサイト、つまり「ここ」のようなウェブサイトが、ほとんど存在しなくなっている。
ただ、これは仕方がないかな、という気もする。私だって、今現在からインターネットをスタートしていたら、ウェブサイト開設などという、面倒くさく、かつ非効率な情報発信はしていない。もうインターネットインフラは完全に、「私的発信用のSNS」と「公的発信用のウェブサイト」という住み分けになっている。その流れに抗う必要はどこにもないのだ。
いや、でも、まぁ、本心を言えば、寂しい。ウェブサイト仲間が欲しい。長文で知り合いの日記や意見を読みたい。そういう文化を残したい。
でも、これもレビュー記事なんかと同じで、濃いものは減ったけど、薄いものの集合で総数は増えた、と思って自分を納得させている。プラスマイナスで言えば、プラスだと思うことはできている。
ずらずらとブログで長文の意見を述べてくれる知り合いは、ほとんど壊滅した。ゲーム日記を書いてくれる知り合いも、もうほとんどいない。
でも、そのかわりに毎日のように誰かがTwitterでつぶやいている。考えや近況の断片を垣間見れる。
この人たちが、Twitterがなかったら、ブログで記事を書いていたかというと、書いていなかっただろう。つまり少数のウェブサイトを失ったが、多数のTwitterを得た、というのが私の周囲で起こったことなのだ。
これはインターネット全体でも当てはまる。濃厚難解なメディアのユーザーが減った代わりに、簡潔簡単なメディアのユーザーが、それを補って余りあるほど増えた。適者生存の法則に則り、よりアクセスしやすいメディアが、多くのユーザーのアウトプット場として選択された。それはレビューインフラであったり、SNSであったりした。そしてその結果、情報の総量も激増した。
この15年で起こったことは、そういうことのような気がするな。
今は専門的でマニアックすぎる内容にも届くので素晴らしい!
ぼくはのーまるなのでまにあの世界はわかりませんけどね!
なんかさ!寂しいこと言うじゃない!?キュッとなったよ!!俺自身はFBでもっぱら釣り日記のようなもの書くばかりになったけどさ、ずっとこのウェブサイトのファンだぜ!ずっと読んでるぜ!俺はNezのおかげで今もネトゲ日記読むの好きだぜ!いんたーねっと始めて20余年、間違いなくトップクラスの出会いの一つだと思ってるぜ!愛してるぜ!!死ぬか認知症になるまでずーっとうぉっちしてるぜーー!venk
寂しいことを言ったつもりはなかったんだが!
一見寂しいけど、実はそうでもないんじゃなかろうか、ってな感じだ!
熱いノリでありがとう…ん?釣り日記?…これも釣りじゃないだろうな…
マジレスだけど、今の俺の一番の趣味は釣りなのよ。毎週行く。一時間から二時間かけてしまなみ海道のどこかの島へ。嫁さんは俺が不在の方が喜ぶので行き放題!あ、別に不仲ではないよ。良くもないけど。えへへー。
だからかなり質の良い魚介を普段から口にしてるぜ!もともと海が大好きで何時間眺めても飽きなかったから、釣れなくてもストレス発散できるし、ハマるわけだよね。まだ釣り歴5年ぐらいだけど、今じゃ三枚下ろしからお刺身も朝飯前だぜ!
釣りはリアルRPG感ある趣味の一つで楽しそう。
が! 私は海というものが苦手なんだよな。磯臭いのもどうも苦手だし、長時間船に乗っていると不安になる。幼少の頃水恐怖症だったせいかもしれない。
なのでツーリングで見かける情景だと、どっちかというと防波堤で釣ってる人たちよりも、渓流で釣っている人たちのほうに、より興味があるカモ。
つまりイワナやアユの塩焼きを食え!