それもこれもコロナ禍における一層のインドア傾向の強化と、Amazonプライムの存在という、2つの要素の相乗効果のおかげだ。
刑事ドラマだけではなく、映画やアニメなんかもそこそこ観たものの、視聴時間で各カテゴリの比率を考えると、圧倒的に海外刑事ドラマに割いた時間が長い、ということになりそうだ。
さて、そんな海外ドラマを見ていると、みんな一様に・・・ではないな、「アメリカの」刑事ドラマではみんな一様に、腰にホルスターをつけて拳銃を吊っている。ごくまれにショルダーホルスター派もいるものの、ほとんどはウェストのホルスターだ。
勤務中はほぼ常時装着していて、署内のデスクに座っているときでも、邪魔そうな大型拳銃を吊ったまま席につき、デスクワークを行っている。そんな様子を何度も何度も繰り返し見続けた結果・・・。
これどんなもんなんだろうな。邪魔じゃないのかな。安心感あるのかな。
と、好奇心がわいてしまった。そこで実際にそれを味わってみるべく、Amazonでポチってみたのが写真のホルスターだ。
もともと所有していたお座敷シューティング、兼、壁掛け装飾用のガスガンに合致するものを探し、購入。私は左利きなので、左用だ。
ドラマを観察すると、革ホルスター率と、樹脂ホルスター率が半々くらいだったけど、左用のいい感じの革製品がなかったことと、今風の樹脂ホルスターの機構を観察してみたい、という好奇心とで、樹脂ホルスターにしてみた次第。
・・・へー、こういう仕組みなのか。そしてこういう付け心地か。
樹脂ホルスターは、機械的に銃をロックしてホールドする機構になっているんだけど、仕組みとしては割と単純で、バネ付きのツメでトリガーガードをひっかけてロックし、バネを押せばロックが解ける、というだけ。単純だけどこれでしっかりとロックされている。ふーむ、なるほどなぁ。
ただ購入したのは、現物のコピー品の安物(おそらく中華製)だったので、このツメの部分が長すぎて、バネを押してもアンロックされない状態だった。まさに中華品質。なので、シコシコとやすりで詰めの長さを調整してやる必要があった。まぁ、大した手間ではなかったけども。
そして付け心地。これが思いのほかしっかりしていて、つけたままテレワークの仕事をしたり、炊事選択のような家事をしても、まったく不安にならない、安定感のあるものだった。これまたなるほどなぁ、というところだ。
ということで、年甲斐もなくおもちゃを購入して楽しみ、樹脂ホルスターなるものを体験し、プチコスプレ感をテレワークをしながら味わうという、変態的所業は完成した。
なんかこうして発表すると恥ずかしいことをしている気分になるけど、謎の高揚感も感じられる。コスプレイヤーってのはこういう気分なのかな、とかも思ったりしたのでした。
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