今回は使用した洗浄剤がなかなかいい仕事をした気がするので、その紹介がてら、記録しておこう。
使用した洗浄剤は、写真のもの。
パナソニックのN-W1A洗濯槽クリーナーという名称の商品だ。
この商品を選ぶに至った経緯はというと、「洗濯機クリーナーは市販のものよりも洗濯機メーカーのものが強力で確実」との噂を耳にしたからだ。
それで調べてみると、パナソニックだけではなく、日立や東芝など、洗濯機を販売している多くの家電メーカーが、同時に洗濯機クリーナーをも販売しているとわかった。へぇ、家電メーカーってこんなものも売ってたんだな。
その中からパナソニックのものを選んだのは、価格的に手ごろだったからに他ならない。我が家の洗濯機は東芝製なんだけど、まぁ、どこのメーカーのものでもいいはずだ、と判断した。
この洗濯機クリーナーの成分はガッツリ塩素系。そして1回で使用する容量が1500ミリリットルと大容量なのが特徴だ。市販の塩素系洗濯機クリーナーの代表ともいえるカビキラーは、1回の使用量が550ミリリットルでしかない。原液の濃度がわからないから、単純に3倍の濃度、3倍の効果、とはならないかもしれないけど、それでもなかなかの高い効果が期待できるんじゃないだろうか。
ってことで使ってみた。
洗濯機に水を一杯まで張り、本剤を投入し、18時間ほど放置した(規定は12時間だけど夜をまたいだのでオーバーした)。特に強い塩素臭などはなく、不快なことはなにもなかった。
18時間後。洗濯槽には、さぞや水垢―通称ワカメ―が浮いていることだろうと思いきや、洗濯機をのぞき見ても、そこに張られた水には、一切の浮遊物もなければ、わずかな濁りすらもほとんどなく、18時間前と同じくらい綺麗なままだった。
あれー? 大丈夫かいな。と思いつつ、水を流し、すすぎ、工程を完了した。
剥がれたワカメを目視していないので、洗濯槽がきれいになった実感はまったくなかった。ただ水を張って、流しただけ、という感覚。不安が募った。
でも、この日以降、数回の洗濯機の使用において、それまで洗濯物に頻繁に付着していた水垢類は、ぱったりとなくなった。目に見えないだけで、どうやら効果はてきめんだったようだ。
その後、知ったところによれば、強力な塩素系のクリーナーはワカメを溶かしてくれるらしい。それで洗浄工程において、ワカメを見ることがなかったようだ。なるほどね。
ってなわけでパナソニックのN-W1A洗濯槽クリーナーを使った洗濯機の洗浄は、まずまずの成功を収めた、ということにしていいようだ。よかったよかった。
汚物は消毒だぁ~
汚物は溶解ののち流水にて除去だぁ~