日記: 2月28日(2024年)

 今回のネタは、写真のブツ。

 乾燥させた生ハム(7プレミアム)

 SNSでうまいという評判が流れてきたので、気になっていたこの商品。簡単に近所のセブンで発見することができたので、買って食べてみた。

 そんな私の評価はというと・・・いまいち。

 味を表現すれば、日本のどこのスーパーのハム売り場でもパック売りされている、妙に透明感のある、ウェッティな、誤った解釈の、ぐにぐに生ハムそのもの。

 そういうカテゴリの商品だと割り切れば、別にまずいわけではない。ただ「生ハム」という名称の商品に期待する味では、全くない。これは生ハムではなく「和製生ハムもどき」でしかない。そして、それにしては単価が高めだから、これなら普通にソーセージやロースハムを買ったほうが、名称からくるイメージに近い味を得られてよいように思えた。

 どうしても家で生ハムを食べたいなら、少し高めの値段であっても、パック入り輸入品のプロシュートやハモンセラーノを買ったほうが、100倍いいと思われる。最近はこういった輸入生ハムパックも、10年ほど前に比べるとだいぶ安価になってきていて、高めの値段といったところで、だいぶ手が出しやすいことだし。

 最後に脱線して、私の加工肉系おつまみのお気に入りを紹介しておこう。

 まずは成城石井などで手に入るフエ系のサラミ。1本大体1000円くらい。通販で送料無料で手に入るところがないので、販売店舗が近くにないと入手しにくいのが難点。でもうまい。ナイフでスライスしながら、ちびちび食べるのがよい。

 次に、これはどこでも売っているのかはわからないけど、私の近所では肉のハナマサでよく売られている、輸入品のサラミと生ハムの盛り合わせパック。大判のスライスサラミ、スライスチョリソー、生ハム、が大量にアソートされているもので、非常に使い勝手がいい。皿に並べるだけで豪華なオードブルやおつまみになる。なにより安くて旨い。7プレミアムの乾燥生ハムなどとは比べ物にならない。たまのスポーツ観戦1人飲みや、来客時に重宝する。

 ビーフジャーキーといえば、もちろん定番のテング。テングの独特のドライ感のあるビーフジャーキーは唯一無二の至宝。・・・ではあるのだけど、テングのジャーキーは、ここ1、2年でインフルエンサーに紹介されまくったせいか、市場からはすっかり姿を消してしまって久しい。テングのオリジナルではない派生製品はまだ市場に残っているけど、これらは買う価値がないので忘れていい。

 テングのドライなジャーキーはあきらめて、凡百のビーフジャーキーで妥協するのなら、ドンキのが好きかな。脂身たっぷりの背徳感がいい。同じ路線だと、ハナマサのイベリコ豚のポークジャーキーも、やはり脂身が旨い。繰り返すけど、これらは赤身の繊維感を味わうテングの代わりではなく、脂身のジューシー感を味わうものなので、まったく別種ではある。

 どこででも手に入るナトリのジャッキーカルパス(や、その類似品、OME品)も嫌いではない。

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