広東鍋との奮闘について昨日の日記で書いたわけだけど、おまけとしてその奮闘の手助けになるかと期待したアイテムについても記述しておきたい。
写真のような中華五徳だ。
こんなリング形状の五徳があれば、リングの壁面部分がコンロの炎を少なからずシャットアウトしてくれて、鍋をつかむときの手の熱さいくらかを軽減してくれるのではないだろうか。というような目論見で購入したわけだけど・・・。
結論からすると、使えなかった。
写真の大きな鉄製のものと、一回り小さなステンレス製を、わざわざ2つも買って試し、そして2つとも実用には不合格となって、無事お蔵入りとなった。
お金的にはまるまるドブに捨てた状態だ。試さないと有用かどうかがわからず、わからない状態で気になり続けるのは精神衛生上よくないので、答え合わせにお金を払ったのだと納得はしているけど、残念だった。
何がダメだったのか。
まず大きいほう。炎のシャットダウン性能は多少あったけど、鍋の位置が高くなりすぎてダメだった。炎から遠くなってしまい、鍋に伝わる火力が非常に弱くなる。ダメ。
次に小さいほう。ちょうど炎を分断するような、絶妙に最悪なサイズなのがまずかった。五徳で分断された炎と熱気が「絞られたホースから出る水」のように、むしろ遠くまで届くようになってしまった。この五徳を使うと、逆に鍋が持てない。逆効果。
そして双方が抱えるダメなところは、「コンロの五徳の上に追加でさらに五徳を乗せるだけ」という不安定さのため、「ごりごりスライド鍋返し(前日の日記参照)」のような、荒いなべ操作ができなくなる、ということだ。購入時点では、ごりごりスライド鍋返しを習得していなかったので、北京鍋やフライパンのように持ち上げての鍋返しを想定してたから、この欠点には気が付いていなかった。だけど、ごりごりスライド鍋返しを習得した今となっては、そういう荒い運用ができない不安定な追加五徳は、そもそもお話にならないと分かってしまった。
ってことで我が家には、ほとんど使われることなく役目を終えた、2つの金属製の輪っかが転がっているのでした。

