EQ2: 潜入!Blackbarrow!

 Nezz says, “Hail, Vaswald”

 Castleview Hamletの地下ボート発着場へ向かう道すがら、何となく別ゲームで見たことのある名前を発見。声をかけてみる。遠回しに英語で取り調べを行った結果、やっぱり知り合いだったことが判明。おもむろに会話を日本語ローマ字チャットに切り替えつつ、感動(?)の再会を果たした。

 この再会をきっかけに、知人が知人を呼び、人脈が増えていく。今まで(といっても2日間だけど)知人3人という狭い世界で遊んでいた私にとって、この差はゲームを楽しむ上でかなり大きい。

 そしてこの日、そんな広がった人脈のおかげで、EQ2初の6人フルグループに潜入することができた私は、再会した(知り合った)人たちとともに、Antonica南東にある(北東にあったものが南東に・・・地殻変動ですか?)Gnollの住処にして、当サーバー名にもなっている、かの有名なダンジョンBlackbarrowへと潜入することにしたのだった。

 Blackbarrowの入り口は、500年前には「犬の口」だったんだけど、今回は比較的普通の、扉つき洞窟の入り口となっている。扉がついた洞窟が普通かどうかは、また一つ考慮の余地がありそうではあるけど、なんとなくシンプルでつまらない感じだ。

 中に入ると、短いトンネルを抜けた先は、岩場に囲まれたアウトドアゾーンになっていて、緑と水流のあふれる、箱庭のような景観が広がっている。トンネルを抜けた先にある箱庭。オブジェクトの配置や地形はまったく違うのに、それはいかにも「Blackbarrow」を連想させる、懐かしさを喚起するに余りある景観だった。

 そしてその中を、ダンジョンのあるじであるGnollたちが歩き回っている。入り口近辺のGnollは「Group」表示ながらもリンクしていない、1pull可能なGnollが多く、レベル10代前半の▲~▲▲といった強さのものがメインだ。

 とりあえず奥へと進むため、入り口近辺のオープンスペースを、右壁沿いにPull&Killで進んでいくことにした。

 ▲付きだけあってGnollもなかなか強かったが、さすがに6人という数の暴力の前では無力。我々はサクサクと始末しながら、奥へと進んでいく。

 これは順調に進んでいるぞ、なんて思ったのもつかの間、突然大量のGnollがゾーン入り口へ向かって押し寄せていく。どうやらEQ2の世界にはまだ「Trainコール」の風習がないらしく(あまり轢かれないし)、まさしく突然の出来事だった。我々は戦闘中のGnollをいちはやく始末し、ゾーン壁際に寄れるだけ寄って、危険を回避する。

 壁の上によじ登りつつ下の出来事を観察していると、誰ともなくこんな言葉が漏れる。

 「これぞBBですな」

 うむうむ、確かに。

 で、そんなトラブルに遭遇しつつも、我々は無事に入り口すぐのアウトドアエリアを抜け、水に浸かったトンネルを進んでいく。

 トンネル内が暗いこともあって、水面の効果が鮮やかで、なんかキャラクターが分身しているように見える。きれいはきれいなんだけど、ちょっと見にくいかも知れないなぁ、これは。ややこしいわ。

 トンネルは少し進むと小さな陸地があり、さらにその先へ水中を潜って進むと、大きな陸地に到達して、そこで行き止まりになる。

 大きな陸地に着くと、ランドマークメッセージが出る。曰く、「崩落したEverfrostへのトンネル」。

 おおお! こ、ここがあのBBとEverfrostを結んでいたトンネルなのか! 500年の歳月は、ここをも過去のものとしてしまったわけですな! 懐かしさとともに、一抹の寂しさを呼び起こすSOEの小技に、思わずニヤリとする私であった。

 この日は、この小さな陸地と、大きな陸地の間を往復しつつ、両方にPOPするGnollを狩りまくることに終始した。小さな陸地と大きな陸地には、ともにNamedが出現するらしい。我々も小さな陸地のそれを二度狩ることもできたりして、大満足のキャンプだ。

 こうして、3時間弱のキャンプを終え、私はタイムアップということで自分専用帰還スキルで街へと帰ったのであった。

 唯一の心残りは、大きな陸地の方にわいたNamedに、ほぼ瞬殺されたままリベンジできていないことかな。次は是非リベンジをしたいものだ。


本日の初登場(レベルは当時の大体のイメージ)
・Elice(Lv13/High Elf/Enchanter)
・Glanhalt(Lv14/Barbarian/Priest)
・Vaswald(Lv13/Wood Elf/Druid)
・Miggy(Lv13/High Elf/Sorcerer)
・Nemuri(Lv13/High Elf/Predator)
・Vaswald(Lv13/Wood Elf/Druid)

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