EQ2にアイテム課金が導入されるらしい。というか、された。
あまりにも唐突な導入で驚いたよ。ログインしたら、パッチが当たり、見慣れぬアイテム課金用のメニューが追加されていた。感覚としてはかなり不意打ちに近いもので、率直な印象は「なにこれ?」だった。たぶん、前もってのおおっぴらな予告はなかったと思うんだけど、予告なしだったあたりに、SOEの若干の後ろめたさというか、反発を覚悟しての強行、といった態度がうかがえて、そのせこさが情けない。
さて、このアイテム課金。EQ2のプレイヤー層を考えれば当たり前だけど、反発6割、無関心3割、歓迎1割、というような第一印象分布のように思えた。ざっくりと言って反発が強い。
少なくとも今の日本において、EQ2をプレイしている人というのは、「本物を選んでいるという自己満足」やら「古き良きMMORPGの継承者たる自覚」やら「洋ゲーとキムチゲーは違いますから」やらといった、小さな小さな小さな矜持を胸に抱いている人が多くて、かくいう私も、そういったところが多少ある。誕生から約10年。MMORPGは今なお革新的なゲームとして、より一層発展すべきであり、その阻害となる陳腐な作品や、拝金主義、低い志は排除されるべきである・・・という想いを少なからず抱いている人々なのだ。
そんな人々にとって、MMORPGというのはある種、純粋な遊びの場であって、公平な競争の場であって、広大な自己表現の場だ。だからゲームはゲーム内のみで完結するのが理想であって、現実通貨の介入などは、その純粋性・公平性・アバター性の維持に多大なる支障をきたす、受け入れべからざるものなのである。
ちゅーことで、私もアイテム課金には大反対・・・かというと、実は全然そんなことがなかったりする。
上のような感情はすごくわかる。全く同感だ。私もかつて「MMORPG(オンラインゲーム)の登場は遊びの革新になる」と思ったし、実際に今でもそう思っているし、そうなる未来を願ってもいる。たかがゲームなんて思ったことは全くない。その辺の思いは2年以上前に述べたとおりだ。
でも、だからこそ、アイテム課金については、「可能性の1つ」だと思っているんだよね。もちろんその導入の仕方によっては、ゲームが崩壊する危険も大いにあるクリティカルなファクターだろうけど、それは「アイテム課金そのもの」が悪いわけではなくて「導入の仕方」が悪い、と考えるほうが発展性があるんじゃないかな、と。
現実問題として、いまやオンラインゲームというのは、ゲーム内のコミュニティだけでは成立し得ない域にまで達していて、ゲーム外のコミュニティをも巻き込んで、それら全体で1つのゲームとしての実体を持つようなところがある。そして、その点こそがオンラインゲームの魅力なのだ。
ファンサイト、Wiki、フォーラム等々。オンラインゲームを外側から支え、現実社会と融合させてくれるツールが増えるにしたがって、オンラインゲームの魅力は高まっていった。そういうオンラインゲームを昇華させてくれるゲーム外要素の1つに、アイテム課金のような現実通貨との融合要素は含まれない、という保証がどこにあるのだろうか。一概に批判するのはどうかな、と思うのはそういう理由からだ。
当然、「10万出せば最終装備が手に入る」というようなものは私とて論外だと思う。でも、そういうものでなければ、アプローチの試みとしては(あまりにリスキーだけど)ありじゃないかなぁ、と思う私なのでした。
どんな課金アイテムが導入されたんだろう…
何年か前にEQだかEQ2だかで課金アイテムの導入を検討してるって聞いた時にがっかりした記憶はあったんだけど。
基本無料アイテム課金MMOだらけの今となっては、色々な市場データを検証してゲームバランスの崩れない方法での導入であるに違いない、と、信じたい。おしゃれアイテムだけの課金とかならいいんだけどなぁ。・・・EQでおしゃれもないk
確かにどんな課金アイテムなのか気になる。。。
それにしても、アイテム課金+定額?
孫さん:
興味なくて見てなかったんだけど、
さっき見てみたらしょーもないラインナップだった!
teltelさん:
EQ2はおしゃれ重要だよ!
アメコミ的コーディネートが楽しめる。
レーナさん:
そう、アイテム課金+定額!
気になるラインナップは・・・。
・見た目装備
・ハウスアイテム(家具、ペット)
・戦わないペット
・時間限定で取得Exp増えるポーション
でした。このくらいならいいかなと思うけど、
唯一実益のあるポーション類が、
価格設定が高すぎて誰もかわなそう。
Exp+50%が2時間だか4時間で1000円ですよ!ないわー