カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2004年02月

日記: 2月17日 (2004年)

 EQJで最近導入されたロスト・ダンジョンズ・オブ・ノーラス(LDoN)では、多くのRPGでおなじみの、「罠付き宝箱」が登場する。ローグ系クラスは、罠解除&鍵開けという新要素が追加されて、面目躍如たる今日この頃である。

 さて、LDoNのみならず、ウィザードリィやマイト&マジックなど、古典的RPGでおなじみの、「罠付き宝箱」というものだけど、はてさて、こんなもん実際に史実として存在したのだろうか? また、存在したとしたら、どの程度の規模、すなわち弱くは毒針から、強くはテレポーターで「いしのなかにいる」までのうち、どのレベルまでのものが存在したのだろうか?

 現代なら、開けたら爆発だの、開けたら炎上だの、そんなのもあるかも知れないけど、多くのファンタジーRPGの舞台のモデルとなっているであろう、中世西欧~ルネサンスあたりの時代に、精密機械ともいえる「罠付き宝箱」などというものが実際に存在したのか、大いに疑問なのだ。

 というわけで、そんなことが気になって、簡単にGoogleで調べてみたんだけど、これがまた、全くといっていいほど信頼に足る情報が検出されない。「罠」自体の歴史なら引っかかるものの、マンモスを落とし穴に落とした話などをされても、本件とは何の関わりもないのである。

 想像するに、「毒針つき宝石箱」程度なら極極極極少数存在していたかもしれないが、それ以上に大がかりなもの(酸が吹き出すとか、爆発するとか)は、アメリカあたりの古いゲーム作家の、想像の産物ではないだろうか。実際問題として、あまりに危険な罠を仕掛けると、日常の使用では箱自体の実用性が乏しく、なおかつ、昔の拙い冶金技術では、素材の腐食などで罠が自然発動してしまう危険性が高すぎて、長期保存用としても使いものにならないのではないかと思われるからだ。

 ってなわけで、想像以外の結論に到達できなかった本件につきまして、信頼に足る情報の書かれたURL等を、Fly Dukedomでは募集しております。

日記: 2月15日 (2004年)

 歯磨きの話。パンか何かのCMを見て思った話。

 よくドラマで、朝、寝ぼけまなこで起きた登場人物が、縦縞のパジャマを着崩したまま洗面台に立ち、顔を洗い、歯を磨き、朝食につく・・・という場面がある。

 この展開、私には理解できないのである。
 
 私は、朝の歯磨きは「朝食を食ったあとに」する。これが当然だと、幼少時代は思っていたんだけど、世の中には、歯磨き、朝食、また歯磨き、という順序でイベントをこなす人が相当数いるらしいのだ。

 これ、誰が始めた風習なんだろう。

 飯を食う前に歯を磨くというその考え方がよくわからない。そもそも虫歯のできない体質(生涯で歯医者にかかったことがまだない)の私としては、歯磨きなんてモノが面倒くさくてしょうがなくて、口臭予防以外の何の意味も持たない作業であるだけに、こんな二度手間は絶対に御免なのである。

 はたして、どちらが多数派の行動なのか? それはわからないが、今後も私が朝食前に歯を磨くことはあるまいナァ、と思うのであった。

日記: 2月12日 (2004年)

 ここのところ、やたら頻繁にサッカー日本A代表、オリンピック代表の試合をやっている。日韓WC以来のにわかサッカーファンであるところの私は、Jリーグの1部リーグに今どのチームがいるのか、それどころか、一部リーグとは全部で何チームで構成されているのかさえ知らないにも関わらず、日本代表の試合だけは欠かさず見ている。

 こういう人は結構多いんじゃないかと思うんだけど、どうだろう。

 Jリーグはヘボい、という自称欧米サッカーリーグファンの声が、より一層Jリーグ人気を低迷させ続けているという向きもあるけど、それ以前の問題として、Jリーグの試合って、観る方法があまりないのである。

 サッカーファンでない普通の人にとって、たまに週末の昼間なんかにやってる中継をのぞけば、Jリーグという存在そのものが、お目にかかる機会の非常に少ない存在であるといえる。なにより、ゴールデンでTV中継をほとんどしていない(地方局やケーブル等はしらんけど)のが野球と比べて致命的にマイナーだ。

 マイナーだからゴールデンで放送できない。放送しないからマイナーなまま。見事にデフレスパイラルにはまっている。

 今の日本代表の加熱っぷりが、Jリーグバブルの起こっていた、Jリーグ発足当初から起こっていれば、また違うJリーグの今があったかも知れないけど、それは言っても詮無いこと。

 ってことで、盛り上がってないJリーグに興味を持つことができない私は、Jリーグが盛り上がるための礎となるべく、盛り上がってない今のうちから盛り上げていこうなんてーことはさらさら思うわけもなく、今日も今日とて、所属チームもわからない、だけど見慣れた代表選手達が、今一つぱっとしない試合をしている様を、のんびりと自宅で眺めるのでありました。

 Fly Dukedomはサッカー日本代表を応援しています。

 Fly DukedomはJリーグを別に応援していません。

日記: 2月10日 (2004年)

 先々月と先月、足かけ2ヶ月あまりの間に、いろいろなラーメン屋へいってみた。おかげでWebサイトで調べられる「地域の有名店」のようなところは、半分くらいすでに網羅してしまったのだけど、「ここぞ!」というお店には遭遇できなかった。結局この二ヶ月間のラーメン屋巡り開始前から通っていた店が、一番自分のお気に入りだという結論に達してしまったのだ。

 そのラーメン屋というのは、ひたすら濃く、ひたすら脂という感じの、こてこての豚骨ラーメン屋で、仕込みの時間に行ったりすると、倉庫から豚の頭部を持ってきては処理して鍋にぶち込んでいるという、ダメな人は徹底的にダメであろう、野趣溢れるお店。スープを飲むと、「動物飲んでまーす」というような野性的な感覚に襲われる。体には確実に悪いお味といえよう。

 しかしながら、それだけにラーメンをしてステーキにも匹敵するインパクトをもたらしめ、ランチタイムなら替え玉一つ目まではサービスというのもあって、結局ここが一番、胃袋的に満足感が得られると決定したのであった。

 ちなみに記述してみると天下一品に近いような印象を与えかねないが、だいぶ違うので留意していただきたい。というか、天下一品は豚骨じゃないんだっけ? ま、あそこは私はダメでした。