カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2004年09月

日記: 9月30日 (2004年)

 リアル知人の中では数少ない、それなりに読書をする知人に、銀河英雄伝説の第一巻を借りた。正直、読破する時間と精神力があるのかどうか、甚だ不安ではあったのだけど、少し興味があったので借りてみた。

 銀河英雄伝説といえば、オンラインゲーム界でもその登場人物からハンドルネームをつける人が多くいるなど、ゲーム・漫画世代に人気のスペースオペラ長編小説である。こんな風に解説調の文章を書いている、一巻の三章あたりまでしか読んでない私なんかより、よっぽど当作品に詳しい人が、ここを見る数少ない訪問客の中にも大勢いることだろう。

 そんな人気のエンターテインメント小説だけに、この先の血湧き肉躍る、清濁綯い交ぜとなった、軍事、政治両面に渡る知略を尽くした展開が、すでにして期待されるわけである。

 ・・・んが、しかし。

 今現在、借りてから一ヶ月。読破すること0.5巻弱。

 このペースで果たして物語の終幕を見ることができるのか。非常に不安な今日この頃なのであった。

日記: 9月29日 (2004年)

 EQ2(以下EQ2)のプロモーションムービーが4Gamersにアップされている。

 ムービーは二部構成で、前半8分ちょっとが、ゲーム画面に近い映像。残りはたぶんオープニングムービーか何かだと思われる。このムービーの目玉は、もちろん前半の8分だ。

 私はつい最近までEQJEをやっていたこともあって、PvEメインのレベル上げMMORPGにはあまり新鮮味を感じられず、悪くいえばこの8年来のゲーマー生活で食傷気味であり、EQ2に関しても「きれいなだけでEQと一緒でしょ」という風な、一種冷めた印象を持っていた(時間が許せば、当然やるつもりではいたけど)。

 ・・・のだけど、こうしてムービーを見ていると、さんざん言われているグラフィックの良さはもちろんのこと、500年後のノーラスという舞台設定! フリーポート! ケイノス! デスフィストのオーク! カジック! そしてドラゴンブレスで白骨化する冒険者達! ・・・といった具合に、勝手知ったる世界が与えてくれる既知の懐かしさと、格段に進化した未知の演出という、相反する二つの魅力を、これでもかと8分強に渡って見せつけられてしまい、すっかりテンションが上がってしまった。

 やはりEQはあなどれん。

 とはいったものの、今のところやはりEQ2に関しては、「来春リリース」なんていう先の話だけに、興味のほどはいくらテンションが上がったといっても、たかが知れているところではある。でも、今現在一番目前に期待しているMMORPG、DAoC日本語版には、

 「一回英語版をやって引退している」

 イコール

 「一度終わったゲームである」

という大きな個人的不安要素があるだけに、万が一これがあまり長持ちしなかったとしても次があるという、MMORPGジプシー的な安心感は、大いに得ることができた私なのであった。

 ふらりふらり。

日記: 9月27日 (2004年)

 現在の家に引っ越して三ヶ月。今朝、郵便受けをのぞくと、こんな紙片が入っていた。


 〔水道使用開始申し込みのお願い〕

 本日、水道メーターの検針におうかがいしましたところ、水道をお使いになられているご様子ですが、お申し込みの手続きはお済みでしょうか。

 すいません、すっかり忘れてました。

日記: 9月26日 (2004年)

 秘密組織の任務のため(嘘)、久々に背広なんかを着込んで一日突っ立ってました。

 今回の目玉はなんといっても、昼食で登場予定の5000円の弁当。んが、実際に食べてみると、正直なところ所詮冷え切った弁当であり、味を価格で換算するとせいぜい多く見積もっても600円といったところ。

 弁当につられていったわけではないけど、疲れるだけの任務の中にあって、5000円弁当はそれなりに楽しみだった。そのおかげで、食べたあとの疲労感は、それ以前にも増して、よりいっそうつのったのでありました。

 ああ疲れた。

日記: 9月21日 (2004年)

 ゲーム情報サイト「forGamer.net」で、DAoC日本語版のサーバー名コンテストなるものを行っている。Mythic社公認で、本当の日本語版サーバー名を決定するという、ある意味かなり重要なコンテストだ。私はというと、このコンテストの存在を知ってはいたんだけど、賞品のβ権にあまり興味がなかったし、なによりも面倒くさいので、何も応募せずに静観したまま今に至っている。

 さて、このコンテストは現在、応募されたものの中から、5つの候補が選び出され、その決選投票を行っている、という段階に入っている。

 ・・・のだけど・・・。

 最終候補に残った五つというのが、正直私のセンスからすると大幅にズレてる感じで、少々残念な気持ちがする。これはあくまでも私個人の意見だから、別にこの五つのサーバー名を考えた人に、なんら悪意を持っているわけではないのはいうまでもない。ただ、この五つを選出したforGamer.netスタッフには、少し距離感を感じてしまった。

 というのは、私はてっきり、「日本人の英雄の名前」になると思っていたからだ。それも、神話の登場人物(アマテラスとかスサノオとか)などという、ジュニア小説のノリではなくて、もっと現実味のある中世の物語、円卓の騎士と時代背景的に符合する時期の物語が出典のものだ。「例えば?」といわれると困るけど、出せといわれて困るくらいのものが出てこそ、その名に対して、「おー!」という驚嘆と賞賛を与えうると思うわけだ。

 もちろんこの考えの背景には、英語版のDAoCのサーバー名が、円卓の騎士周辺の物語の登場人物名になっているということがある。別に英語版と統一性を持たせる必要はない、というのはわかるけど、統一性を持たせるのはそれはそれで美しいと思うのだ。

 そんなわけで、残念ながら、私はforGamer.netに上がっている五つの最終候補には、どれも諸手を挙げて賛同、と言う訳にはいかないのでありました(でも、どれになっても別に嫌な感じもしないけどね)。