カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2011年07月

日記: 7月13日(2011年)

 相変わらず、毎朝5、6戦ほど遊ぶのをはじめ、夜にも気が向けば連戦しまくっているスパ4AE。ちっとも勝てないので、すぐプレイがイヤになって止めてしまうから、そんなに1回あたりのプレイ時間が長くはならないんだけど、それでも次の日になればまた対戦を挑む、というかたちで飽きずに楽しんでいる。スルメのようにちまちまとその旨みをしゃぶっている状態だ。

 さて、そんなスパ4AEなんだけど、ゲームそのものだけじゃなくて、取り巻く環境が面白い、というのが今のスパ4AEの最大の魅力だと思う。

 スト4のころは中野TRF(スト4時代に有名な大会動画を週1で上げていたゲームセンター)の週末大会動画を観るのが楽しいくらいだったんだけど、スパ4、スパ4AEとなるにつれて、こういうゲーム外でゲームを盛り上げる活動が活発になってきて、ゲーム外の楽しみの幅がすさまじく拡大してきている。素人の実況プレイ動画や生放送から、有名プレイヤー団体(?)の放送や動画や企画、公式/非公式のイベントの開催とその放送や動画、そして格闘ゲームプロプレイヤーの相次ぐ誕生など、スパ4を中心とした格闘ゲームシーンはめくるめく変遷の真っ只中にあると言っていい。

 格闘ゲームシーンが、ただのゲームから、1つのショービジネスに発展していっている。まさにその瞬間が今であるのかもしれない。

 そんな動乱の中心にあるゲームをプレイするということは、単純なゲームそのものの魅力を超えた楽しみを提供してくれている。また格闘ゲーム黎明期を支えた世代(※現14歳です)としては、そのジャンルの成長が我が事のように嬉しくもある。

 でも、同時に2つ、悔しさを感じもする。

 1つは、明らかにムーブメントの中心が日本にないと言うことだ。こと格闘ゲームそのものに関しては、日本のプレイヤーのレベルは高く、海外の大会に出ればいい成績を残す。それに主な格闘ゲームは、すべて日本の製品だ。でも、格闘ゲームをショービジネスに昇華させることは、日本にはできなかった事績なのだ。ゲームシーンを牽引し、発展させるということが、20年かけても日本人にはできなかったという事実は、私を落胆させるに十分な出来事だといえる。

 もう1つは、これが私のジャンルではない、ということだ。私のメインジャンルは、ただ1つ捨てられないジャンルは、やっぱりMMORPGで、でもそれが格闘ゲームのような発展の仕方をしそうにはないことが悔しい。もちろんMMORPGには、根本的にショービジネス的要素がないこともわかっている。だけど、格闘ゲームが見せたような、ゲーム外に向けた発展や、常にその品質をプレイヤーに問われるような文化が、もっと醸成されてもよかったはずだ。

 でも現実は、特にアジア圏では、MMORPGは効率よくお金を搾取するためのロジックに堕していて、MMORPGという文化を昇華させようという気概はまるで見えてこない。プレイヤーが求める質も決して高くはなく、プレイヤーが低品質を許しているような状況にある。

 スト2世代として、スト4の登場は心が躍ったけど、ウィザードリー世代として、ウィザードリー・オンラインの登場は心が沈んだ。だから、少し格闘ゲームシーンにジェラシーを感じるのだ。

 日本の格闘ゲームシーンの発展は心から嬉しい。そして日本のMMORPGシーンの低迷が心から悲しい。そんなことを思う、MMORPGプレイヤーなのでした。

日記: 7月7日(2011年)

 圧力鍋を買って早1ヶ月。半ば無理やりいろいろ使ってみたんだけど、やっと会心作がつくれた。

 ちょっとどうでもいい前置きになるんだけど、そもそも私は「煮物」が好きじゃないんだよね。そのくせ「煮る」調理器具である圧力鍋を買ったのは、やはり失敗かとも思うんだけど、そういう理由でWebに転がってる多くの圧力鍋のレシピは、材料に「砂糖」とか「みりん」とか書いてある時点で、制作意欲が萎えていた。

 私は、塩辛いものが食いたいのだ!

 ならば、その辺にあるレシピには頼らず、オールオリジナル&目分量でいろいろと試していくしかないな!

 そういう方針にして苦心すること数回。やっと「圧力鍋のおかげでうまいものが出来たぜー」と思えたので、述べてみた次第だ。

 今回作ったものは、「鶏モモ肉のスパイス煮焼き」というようなものだ。ここまで能書きをたれておきながら、調理自体は至って簡単で、鶏モモ肉を1枚そのまま圧力鍋で煮て、ホロホロになったものをフライパンで焼いて焦げ目をつけた、というだけの料理だ。

 しかし、これが実にうまかった。ただのチキンソテーとは違って、肉が箸で切れるほどにやわらかく、それでいて表面はパリッとなっている。肉を煮込んだ時点で肉全体にやわらかく味がついているので、塩焼きにしたときのような尖った、偏った味付けにもなっていない。煮込んだ時点で程よく油が抜けて、鶏臭さも無くなり、絶妙な味に仕上がってしまった。うーん、うまい。

 惜しむらくは再現性がないことだ。目分量で適当にスパイス類を入れたので、次回作るとしても、同じバランスにはなかなかなりそうにない。塩、胡椒、ガーリック、ジンジャー、オールスパイス、酒、クレイジーソルト、油葱酥、あたりを入れたのだが・・・。

 ま、同じ人間が作るんだし、次に目分量でつくったって大差ない出来になるだろうと高をくくっておこう。そんなことよりも今日は、今回の奇跡をまず喜んでおくことにするよ。うまうま。

日記: 7月5日(2011年)


10,030km

 ついに! ついに、私の愛車の総走行距離が10000kmを突破した!

 購入から4年。2007年7月7日に納車されたスリーセブンのにくいやつは、年平均2500kmしか乗ってもらえないという不遇にも耐え、10000kmという「中古で売られていても恥ずかしくないお年頃」にようやく到達した。ここにいたるまで無事故無違反で通せたことも含め、実にめでたいことだ。

 10000kmを達成したのはおそらく中央道の調布近辺だったと思う。できれば10000kmのメーターと、その周囲の風景でもメモリアル撮影しておきたかったんだけど、あいにく高速道路上だったので断念。自宅近辺に帰りついてからの撮影となった。

 しみじみと愛車を眺めると、うむ、まだ飽きないな。大切に乗ったし、しっかりバイクカバー等で保護もしているから、まだ車体の輝きは十分だ。目を凝らせば小キズもあるけど、それも私と走った思い出が刻んだと思えばかわいいものだ。

 「中古で売られていても恥ずかしくないお年頃」になった愛車だけど、まだまだ手放す気はない。バイク関連のサイトを見ていて、ちょくちょく気持ちが浮気するけど、じっくり考えるとコイツに勝るバイクはまだ見つからないんだよなぁ。

 ってなわけで、20000km目指して、またよろしく頼むよ、愛車クン。