カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2012年04月

日記: 4月5日(2012年)

 Kinectスターウォーズを買った。

 元々先行発売されていた海外での評判が思わしくなかったこのゲームだけど、Kinectを持っていて、現役でSWTORをやっていて、スターウォーズ自体もわりかし好きな私としては、買わないという選択肢はなかった。

 で、1時間弱ほどプレイしたんだけど・・・うーん、嫌いじゃないけど正直微妙かな。

 私を含めて、このゲームを買う人の多くがこのゲームに望むことは、「ジェダイ体感ごっこ遊び」だと思うんだよね。ジェダイになりきってライトセイバーを振るい、フォースで敵を吹き飛ばす。そういう観点からすると、自分と画面の中のジェダイとの一体感が中途半端なのが残念だ。

 私がプレイしたのは、ジェダイディスティニーというストーリーモード。その他のミニゲームモードの内容を含む、いろいろなプレイ要素をこなしながら、シナリオを進めていくというものだ。集団戦、個人戦(デュエル・オブ・フェイト)、スピーダーでの移動(ポッドレース)、障害物競走、などなど、いろいろな動きを要求される。ちなみにストーリーは映画版EP1~3のサイドストーリー(たぶん)。

 このうち唯一集団戦は、無双シリーズ的なフリーファイトでまぁまぁよかった。気分的には「ごっこ遊び感」を十分に味わえる。縦斬り、横斬り、袈裟斬り、ダッシュ斬り、ジャンプ一回転斬り、回り込み、ブレードバリアによるブラスター反射、フォースで吹き飛ばし、などなどのアクションを好きに組み合わせて無敵のジェダイ感覚を味わえる。ライトセイバー独特の手首のスナップだけで斬るような動きまでは検知されないので、腕全体をかなり大きくぶんぶんしないといけないのがネックといえばネックだけど、まぁそのぶん運動になっていいとしよう。

 でもそれ以外のモードはいまひとつだった。ボスとの個人戦は全然ダメ。基本的な設計がアクションではなくターン制のQTEにすぎず、画面で要求される方向に時間内に手を動かすというだけの、自由度も創造性もないモード。はっきりとつまらない。スピーダーだのなんだのやダンスは、私にとってはおまけなのでどうでもいいとしか言いようがない。

 あ、そうそう、左利きモードはあった。左手ライトセイバー、右手フォース、ということもできたよ。これは思わぬ気の利かせ方で予想外の良ポイントだった。

 ってことでKinectスターウォーズ。アイデアはすごく良くて、こういう遊び方はKinectの進むべき方向の1つだとは思うんだけど、少し詰めが甘いかな、という感じだ。個人的な好みで言うと、ジェダイディスティニーの集団戦のロジックだけをもっともっと尖らせて、反復性や中毒性のあるRPG的な要素を追加にしたら、もっと面白いんじゃないかな、と思ったよ。

 キャラメイクから初めて、集団戦でなんらかのレベル上げ&稼ぎ要素&アイテムハント要素があり、それでコスチュームなどを購入でき、ボス戦も集団戦の延長のような自由度があり、ムービーの質を落としてもいいからシナリオがより長く、動きの認識がよく・・・ってなったら、かなりゲームとしての完成度や寿命が上がるんじゃないかなぁ。

 そんな「ぼくのかんがえたたのしい」Kinectスターウォーズ2に期待します。

日記: 4月2日(2012年)

 暖かくなってきた。ついにバイクのシーズンだ。

 ・・・とか思ってバイクに乗って外に出ると、容赦なく花粉に襲われ、フルフェイスヘルメットの中でくしゃみと鼻水がぶちまけられる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 私に関しては、ここ数年はわりと季節に関係なく、バイクには単なる移動目的で一年中乗っているので、いつがバイクシーズン、とかはなくなってきている感じだ。

 そんな私が、ここ1、2年くらいで妙に感じていることがある。最初は気のせいだったり、1回限りかと思っていたんだけど、何度も通るうちに、ほぼ習慣的にそうなっているとわかったことだ。

 それは、中央道の府中調布間に「におう区間」があるということだ。

 そのにおいは例えるならゴムのようなにおいで、少し酸味を帯びたにおい。どこか化学薬品的なオーラも帯びていて、最初に嗅いだときには、下の道で車両火災でも起きて、タイヤのゴムが炎上しているのではないかと思った。そんな警戒心すら誘発する、非自然的なにおいだ。

 で、その正体はというと、地図とにらめっこをして、すでに私なりに結論はでていたりする。多分それはビール工場のにおいだ。ユーミンの「中央フリーウェイ」でおなじみの、競馬場の向かい側にあるビール工場のにおいだ。そういわれれば確かにそんなにおいなので、きっとそうだろう。

 でもなぁ・・・。「昔はまったくにおわなかったのに」とか、「こんなにおいが工場からでていたら近隣住民に止められるんじゃ」とか、本当にビール工場がにおいの発生源なのかどうか、どうしても釈然としない部分もある。一応自分の中では、前者は「昔より中央道を走る頻度が増えて気づきやすくなった」、後者は「煙突(排気口)が高いので高いところしかにおわず近隣住民被害はさほどでもない」、という納得の仕方をしてはいるけどね。

 ともあれ、中央道に横たわる「におう区間」。私はどちらかというと苦手なにおいなので、毎回顔をしかめて通過しているのでありました。