日記: 4月2日(2012年)

 暖かくなってきた。ついにバイクのシーズンだ。

 ・・・とか思ってバイクに乗って外に出ると、容赦なく花粉に襲われ、フルフェイスヘルメットの中でくしゃみと鼻水がぶちまけられる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 私に関しては、ここ数年はわりと季節に関係なく、バイクには単なる移動目的で一年中乗っているので、いつがバイクシーズン、とかはなくなってきている感じだ。

 そんな私が、ここ1、2年くらいで妙に感じていることがある。最初は気のせいだったり、1回限りかと思っていたんだけど、何度も通るうちに、ほぼ習慣的にそうなっているとわかったことだ。

 それは、中央道の府中調布間に「におう区間」があるということだ。

 そのにおいは例えるならゴムのようなにおいで、少し酸味を帯びたにおい。どこか化学薬品的なオーラも帯びていて、最初に嗅いだときには、下の道で車両火災でも起きて、タイヤのゴムが炎上しているのではないかと思った。そんな警戒心すら誘発する、非自然的なにおいだ。

 で、その正体はというと、地図とにらめっこをして、すでに私なりに結論はでていたりする。多分それはビール工場のにおいだ。ユーミンの「中央フリーウェイ」でおなじみの、競馬場の向かい側にあるビール工場のにおいだ。そういわれれば確かにそんなにおいなので、きっとそうだろう。

 でもなぁ・・・。「昔はまったくにおわなかったのに」とか、「こんなにおいが工場からでていたら近隣住民に止められるんじゃ」とか、本当にビール工場がにおいの発生源なのかどうか、どうしても釈然としない部分もある。一応自分の中では、前者は「昔より中央道を走る頻度が増えて気づきやすくなった」、後者は「煙突(排気口)が高いので高いところしかにおわず近隣住民被害はさほどでもない」、という納得の仕方をしてはいるけどね。

 ともあれ、中央道に横たわる「におう区間」。私はどちらかというと苦手なにおいなので、毎回顔をしかめて通過しているのでありました。

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