今週はフォアグラ週。
ってことで、去年パリのスーパーで買ってきた、最後のフォアグラパテ缶を開けて、連日少しずつ食っている。
フォアグラパテ缶の食い方で代表的なのは、フランスパンやクラッカーに塗って食う、いわゆるカナッペ。でも、私の試した限りでは、これはなんというか、ソフトなんだよな。鴨の臓物に期待される野性味が、パンやクラッカーの植物要素で薄まってしまう。フォアグラのソテーが与えてくれるような、ガツンとした衝撃がない。コレジャナイ感が強い。
私の好きな食い方はずばり、肉乗せ、だ。
1.牛でも豚でもいいので、肉を買ってくる
2.赤身の多い柔らかい厚めの肉がいい
3.牛モモステーキ用、とか、豚ロースとんかつ用
4.これをシンプルに塩だけの味付けで片面を焼く
5.ひっくり返してもう片面を焼く
6.このときに肉の上にフォアグラパテを乗っける
7.フォアグラパテが程よく温まる程度になれば完成
8.加熱しすぎると溶ける
半固体のフォアグラとともに肉を食う。うめえ!
肉の野性味とフォアグラのコクとがベストマッチ。組み合わせる肉ごとに、違った顔を見せてくれるのもファンタジー。楽しい食事とはこのことだ。え? フォアグラはスーパー高カロリー食? 知るか!
こんな食事を今週は続けます。来月は健康診断です。今日も平和です。