メインクエストのシナリオはこの辺が一番ジャンプ漫画的で熱い。姉御、禿、爺を引き連れてのパーティープレイで、相手は巨大なドラゴン。自分の勇者感が高まる。
実際はNPCの手厚い介護を受けながら、横からぺしぺしやっているだけの、どちらかというと従者プレイだったにせよ、だ。
写真は字幕Add-Onを入れて、音声会話を文字で表示させているんだけども、そういう目にしにくい字幕データもまでもしっかりと日本語文字列が用意されているのは素直に感心する。さすがに字幕データは英語になってるかもしれないなー、などという心配は杞憂だった。DMMあなどれない、というか、どれだけ資金を投じたのか、そっちが心配になってくるよ。
さて、とはいうものの、英語版でもメインクエストだけは、それなりに内容を把握しながらプレイしたので、細かい行間を読むようなところを除けば、一応ストーリーは「復習」のような感じになっている。そうそう、そんな展開だった、と思い出す感じだ。
だから、写真はメインクエストを載せているものの、実際は英語版で読み飛ばしがちだったサイドクエストのほうが、印象が初見に近くて面白かったりする。
特に、勢力ごとのストーリーライン、いわば「2つ目のメインクエスト」は面白い。
今回はアルドメリ・ドミニオン(AD)ではじめたので、今はADのストーリーを追っているんだけども、あぁ、そういうことをやっていたのか、ということがよくわかって楽しい。アルトマー王家のお家騒動、ボズマーの精神的支柱の存在、カジートは・・・まあいいとして、そういういろいろな背景を理解した上で遊んでいると、ゲームへの没入度も高まる。気分的には、和訳版の海外ファンタジー小説を読んでいる気分に近いかな。
ここまでで一番しびれたシーンは、新しいシルヴェナールが降臨する場面だ。
「当然のことだった! なぜ気がつかなかったのか! 兆候はいくらでもあったのに!」というようなことを嬉しそうに述べる“たてがみ”が好き。