日記: 5月15日 (2004年)

 斜向かいの家が建て直しをするとかで、昨日から工事の人が来て、大がかりな解体作業に取りかかっている。おかげでこれを書いている今も、PCのある部屋にまで、斜向かいの工事現場から、休むことなく解体音が響いてきている。

 さっき暇だったので、この工事を少し見物してたんだけど、これがまた結構おもしろい。解体作業、解体人、解体機器もさることながら、解体されていく家の様子が興味深いのだ。

 斜向かい、ご近所さん、と言っても老夫婦が住んでいるだけの家で、同じ町内会という以外に、これと言って交流もなく、もちろんこの家に上がり込んだことなど一度もない。そんな近いようで遠い、謎のベールに包まれた家が、解体作業によってそのベールを剥がれ、目の前に現れるのだ。

 ショベルカーの一撃とともに引き裂かれる外壁。現れ出でる家の内部。のぞき見える屋内の階段。それを見て、「ああ、こんなところに階段があったのか。こんな構造の家だったのか」と感心する私。

 あんまりじろじろ見てると変な人だと思われるので、ちょっとだけ眺めて早々に引き返したけど、なかなかおもしろい見物であった。

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