カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2004年05月

日記: 5月28日 (2004年)

 家でラーメンを作って食べますか?

 私はよく食べます。朝昼晩問わず。私が食うのは大体袋入りの生タイプのもので、これに適当に具などを加えて、自分なりに豪華な食事にしたりもする。

 さて、そのラーメンの具と言えば、代表的なものにチャーシューというのがある。チャーシューというのは、もともとは「焼き豚」のことであり、豚肉に水飴などを塗って、その名の通り焼いたものを指すわけだけど、ラーメン界におけるチャーシューというのはほとんどの場合「煮豚」、すなわち醤油ベースのたれで、長時間ことこと煮込んだ豚肉を指す。前者は甘辛く、後者はおおむね塩辛い。

 で、だ。家でラーメンを食う際に、チャーシューを具として入れようとすると、最も手軽な手段としては、市販のチャーシューを購入し、入れるという方法が考えられる。この場合に使う市販のチャーシューは、大別して、ハムのように大きなブロックで販売されているものと、ラーメンの具材用にスライスされた少量のものがある。ま、どちらでもかまわないのだけど、これについて非常に不可解な疑問、というか不満があるのだ。

 これはもう、市販のチャーシュー全般に言えることなんだけどね。あのね。

 どいつもこいつも甘すぎだ。

 ブロック販売されているものは、ラーメンの具材としての用途ばかりを想定しているわけではないので、まだ許せる。しかし、明らかにラーメンの具材用である、少量販売のスライスチャーシューまで、どうしようもなく甘いのは、一体どういうことなのか。

 前述したように、ラーメンの具材用のチャーシューというのは、水飴等を使用する、甘辛い焼き豚ではなく、醤油ダレで煮込む塩辛い煮豚なのである。甘さなどほぼ必要ないのだ。であるにもかかわらず、市販のラーメンの具材用チャーシューは、ことごとく甘い。ラーメンにいれて食べるなど、およびもつかない味なのである。

 そんなわけで、市販のチャーシューを食うよりも、遙かにマシで安い、単なる豚バラ炒めをラーメンに入れて食う今日この頃なのだけど、いつかマシなチャーシュー麺を家庭で食ってみたいので、食品メーカーさんには、もう少し努力をしていただきたいものである。

PS.
 N計画関係者へ。
 今週は忙しく制作が滞っております。飽きたわけではありません。

日記: 5月23日 (2004年)

 今回のネタは、ややシモ寄りなので注意した上で読むように。

 ドイツで「WC-Geist(トイレおばけ)」という商品が販売されているらしい。この商品は、「立ったまま用を足そうする男性に『座ってしなさい』と注意する」というものだそうだ。詳しくはこちらを参照してほしい。

 これを見た男性諸君は、おそらく「座るのめんどくせー」派と、「あー、俺も家では小も座って用を足してるな」派に分かれると思うんだけど、私は後者だ。

 家ではスウェットパンツを掃いているから、パンツをズリ下げるのが簡単という理由もあるけど、やっぱり一番の理由は衛生的なもの。上空から我らがホースを用い、遙か地上にあるため池に向かって小便を投下するというのは、やっぱり相当量の飛沫が飛び散るのを覚悟せざるを得ないわけであり、そんなリスクを自宅で負いたくないのである。

 ってなわけで、Fly Dukedomは「洋式便器で男性も座って小便をする」に賛同しますです。はい。

日記: 5月20日 (2004年)

 テレビでネパールのドキュメントをやってたんだけど、これを見ていて驚いたことがある。

 ドキュメントは、ドイツ人女性がネパールに住み着き、ホテルを経営する傍ら、演劇や絵画といった芸術面でアジアとヨーロッパの融合を試みている、といった内容だった。

 このドキュメントの一場面に、ドイツ人女性が地元の中学生を招き、自ら集めたモダンアートを観覧させる、というものがあった。その際、テレビ局のレポーターが、この中学生にモダンアートを見ての感想を求めるインタビューシーンがあり、数人の学生がこれに答えて感想を述べるわけだけど、これがすごかった。

 おそらく14~16歳程度と思われる彼らの全員が、かなり流暢な英語でインタビューに応じていたのだ。失礼ながら、多少見くびっていたところもあったので、この映像はかなり驚きだ。

 ネパールって英語教育が盛んなのだろうか。帰国子女でもなく、これだけの英語をしゃべる中学生徒は、日本では開成や灘の生徒といえども、そうはいないんじゃないか?

 調べてみると、案の定ネパールの英語教育は、日本のそれよりもはるかに高いレベルにあるようだ。ネパール旅行の代理店、西遊旅行のサイトを引用すると、以下のようなことらしい。

 ネパールは英語の通用度が高いです。(中略)ちょっとした売店のおじさんでも買い物で使うくらいの英語は話せる人が多いです。というのはネパール人は英語教育を小さなころから、特に若い世代は徹底的に受けているので、みんな英語はある程度理解します。

引用元:http://www.saiyu.co.jp/world/nepal/nepallanguage.htm

 うーん、ちょっと感心した。

日記: 5月18日 (2004年)

 私の家に電話がかかってきた。父が受話器を取ると、上松と名乗る女性が、私に用があるという。あいにく、そんな名前の女性に心当たりはないのだが、近い名前には覚えがあったので、とりあえず受話器を受け取る。

 私 「もしもし」
 女 「あ、蝿さんですかぁ? 私、上松っていいますぅ」
 私 「上松何さんですか?」
 女 「美紀ですぅ。蝿さんですよね?」
 私 「(うん、知らん人だな)あ、いや、俺は蝿の弟です」
 女 「え、あ、そうですかぁ。お兄さんはぁ?」
 私 「(うざい口調だな・・・)え? 知らないんですか?」
 女 「え?」
 私 「兄貴、今○×病院ですけど・・・」
 女 「え?」
 私 「あ、すいません、一応住所とかお伺いできますか?
    兄貴の交友関係を知らせてくれって
    警察に言われてるんで。
    上松・・・下の名前はなんですか?」
 女 「え、あ、(ガチャン)」

 終了。上松美紀さん、すいません、嘘です。からかいました。見てないと思うけど、っていうか、そもそも上松美紀さんじゃないと思うけど、一応いっときます。

 ざまあみろと。

 さて、一年に数回、こういう電話が来る。電話の会話は大体パターンが決まっていて、やたらなれなれしい異性が、いきなり下の名前で呼びかけてくるところから始まる。そして、そのまま謎の質問攻めが始まり、次第になにかの勧誘になっていくのだと思われる。私は初回から、質問になにも答えず、全く相手にしなかったので、その先に待つものがなんなのかは依然としてわからない。

 先に待つものはなんなのか。商品の営業。スクールの勧誘。融資の提案。お水の呼び込み。単なるカツアゲ。うーん、気になる。

 それにしても、こんな方法で何か利益になるものが釣れるとは、どうしても思えないんだけど、こんな怪しげな電話の主が言うことを信用して、なにかアクションを起こす人がいるのだろうか。謎は深まるばかりだ。