EQ2JE: どふ

 FreeStyleにうつつをぬかしている間に、ほっぽりっぱなしだったEQ2JEに、初の拡張パック「デザート・オブ・フレイム(Desert of Flames:以下DoF)」が導入されたらしい。これがまた、導入時のトラブルで、てんやわんやしているらしいけど、今のところ手をつけていない私にとっては、浮気しててよかったな、って感じだ。うへへ。

*全然関係ないけど、なんで日本では、外国製品等をカタカナ表記するときに、複数形の「s」や、過去・過去分詞の「ed」、時には冠詞「a」「the」を省いて、カタカナ表記するのだろう。冠詞はともかく、「s」「ed」は素直にカタカナ化したほうが、響きもソレっぽいし、教育上もいいと思うんだけどなぁ。

 さてDoFは、熱砂の砂漠「ロー砂漠」を舞台にした冒険をベースに、新たなるアイテム、クリーチャー、ギルドバンク等の便利システムの追加、そしてアリーナでのPvPなどの要素が目玉となる大型拡張だ。

 この内容の中で、PvPについては以前のエントリーでも何度か触れた。「何度も触れた」ということからもわかるように、私は案外「MMORPGにおける対戦」というものに興味があって、DoFのアリーナ対戦も、私の望むものとは違うものの、まぁ、ソコソコやってみたいと思っていた。…んだけど、現在の私の心境としては、他人との対戦ゲームならFreeStyleでおなかいっぱいというのが本音かな。以前はDoFの要素の中で、一番気になっている部分だったんだけど、そんなわけで、アリーナ対戦については、今は関心が低下してしまっている。

 一方で、ロー砂漠という舞台には、魅力を感じざるを得ない。

 DoFの舞台となるロー砂漠といえば、(おそらくは)ペルシャ・アラビア風の、いわゆる「アラビアンナイト」の世界。この手の世界の物語は、どーも日本人の感覚からすると、いまひとつビジョンにリアリティがなく、明確なロマンを見出しにくい。せいぜい、遠く痩せた土地の物語、という印象でしかなく、砂漠がメインの活動エリアになると、どのゲームでもなんだか少し気が滅入る。…私だけかな?

 ところがアメリカさんは、この「アラビアンナイト」な世界観に、尋常ならぬ思い入れがあるようで、日本人の感覚では理解しがたいほど、様々な洋ゲーに、この手の世界観のエリアが登場する。キーワードは、砂とオアシスとターバンと曲刀。まぁ、草原や森林とは、ベースカラーからして全く違うから、単に舞台のメリハリをつけやすくて、便利だから使ってるだけなのかもしれないけど、とにかくDoFは、ありがちな砂漠の、ありがちなアラビアンな、ありがちな滅入る雰囲気が舞台なわけである。追加パックの舞台が砂漠だと耳にしたときの第一印象は、正直なところ「がっかり」であった。

 にもかかわらず、私はこのロー砂漠という舞台に、魅力を感じざるを得ない。それは言うまでもなく、ロー砂漠の風景や、世界観や、クリーチャーそれ自体に魅力を感じているわけではない(実際にプレイもしていないのだから、感じるわけがない。プレイすれば魅力的なのかもしれないけど)。それでも魅力を感じてしまう要因は、このゲームがEverQuestであり、この砂漠がロー砂漠というノーラスの土地として、ゲーム内のみならず、私自身の歴史に、確固たる地位を築きあげた土地だからに他ならない。

 6年前(もう少しで7年か)、私がこのロー砂漠(正確には、思い入れがあるのはマーのオアシス:Oasis of Marrだけど)で何をしたかといえば、ひたすらワニを狩り、ワニを狩り、ワニを狩り、巨人に踏み潰されただけである。本当にそれだけだったのだが、そのとき私の周りには、当時キラ星のごとく輝いていた、すばらしい海外のアホ…いや廃人…もとい、パワープレーヤーたちがいた。共にワニを狩ったドルイドやシャーマンは、その後サーバートップのドルイドやシャーマンとなり、私がワニを狩っている横で、巨人と格闘し始めたローグ2人とクレリックは、ワールドワイドで初のLv50となった(レベル制MMORPG史上初のレベルキャップといってもいいこの快挙をしのぐアホプレイ…もとい偉業は、二度と再現できまい)。そんなライバルとも、憧れともいえる連中と、つたない英語によって交わしたコミュニケーションは、私にEverQuestをプレイし続けるための、一番の活力を与えてくれたものだ(この連中の多くが、のちに蛇蝎のごとく嫌われていったのは、他人事ながら残念でならない)。

 その後、レベルの相違や、ギルドの結成、グループの固定化などによって、この連中との付き合いはあっという間に疎遠になってしまったものの、このロー砂漠での、「輝けるフリーランス時代」の印象は、私の中である種EverQuestの象徴のようになっている。

 そんな過去の記憶でもって、大幅に上方修正されてしまうため、このロー砂漠を舞台にしたDoFには、大いなる関心を抱いてしまうのだ。

 ってなわけで、ゲームそのものへの熱中度:低、追加システムの魅力:中、舞台背景の魅力:高、というDoF。買おうか買うまいか、未だ思案中。

 FSもさすがに休日1日中やるって感じでもないし、正月休みを見据えて、買ってもいいかなぁ。

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