日記: 4月11日(2008年)

 昔、EverQuestの小説の翻訳や刊行の権利をアスキーが取ったというニュースがあった。・・・んだけど、ちっともその後の続報はなく、発売予定だった第1弾「Rogue’s Hour」の刊行もないまま、3年の月日が流れた。

 で、そんなこともすっかり忘れ去っていた今日この頃、突然(?)EQ小説刊行のニュースが!

 Norrathに魂を引かれた者たちに捧ぐ

 正直に言って、全く、これっぽっちも、海外のEQ小説なんぞに興味はなかったんだけど、この記事に書いてあることを読むと、すごく小説を読みたくなってくるなあ。EQプレイヤーらしき人が書いているプレビューだけに、元EQプレイヤーの心をくすぐる内容が多すぎる。これは、買ってしまうかもしれない・・・。

 しかし、刊行第1弾は「The Ocean of Tears(Stewart Wieck)」になったんだな。記憶を頼りに調べてみたけど、当初のEQ小説翻訳版の刊行予定は、

  第1弾:Rogue’s Hour(Scott Ciencin):ローグの話
  第2弾:The Ocean of Tears(Stewart Wieck):ダークエルフの話。
  第3弾:The Blood Red Harp(Elaine Cunningham):ウッドエルフ娘の話。
  第4弾:Truth and Steel(Thomas M. Reid):傭兵と女聖騎士の話。

 という展開だったようなんだけど、これではいきなり第2弾からということになる。第1弾は企画倒れになってしまったのだろうか。まぁ確かに第2弾のほうが、壮大っぽいあらすじではあるから、ツカミとしてはこれが正解なのかもしれない。幻の第1弾企画は「訳者に新進気鋭の女流作家を起用」とか標榜しているけど、きっとその若い娘が、うまくEQっぽさ、重厚さとか、バタ臭さとか、クラシカルファンタジーの雰囲気とかを出せなかったのであろう。と、勝手に解釈。

 さらに、こちらでより詳しく内容を見てみると、チャプター構成は以下のようになるらしい。

  プロローグ アータルタールの誓い
  1 クラッシュボーンの砦
  2 連合帝国軍
  3 ネリアックへの道
  4 湖の神託
  5 カッタの帝国
  6 ノーラスの大行進
  7 イノルークの蛇
  8 涙の海
  9 ネクロマンサーの逃亡
  10 フェイダークの狼
  11 アータルタールの呪文
  12 小島の神
  13 セルの手
  14 コンドル号の難破
  15 裏切り者の待ち伏せ
  16 漂流者の復讐
  17 ダークブライアーの秘密
  18 ウェイルの港
  19 フリーポートの街
  20 “三人”の怒り
  エピローグ イノルークのコアダ・ダル

 なにこの布陣。面白そうにもほどがある。

 例えばエピローグのサブタイトル「イノルークのコアダ・ダル」なんかは、「コアダ・ダル」がハイエルフを指すEQ用語であると(ちなみにダークエルフは、ティア・ダル)、そして「イノルーク」はダークエルフの創造神であり、ハイエルフにとっては不倶戴天の敵であると知っていないと、面白さがまるっきりわからないないんだろうけど、逆にわかっていると「知っていないとわからないことがわかる」というスパイスが効いて、非常に興味深く思えてしまう。

 ・・・とまぁ、ここまでテンションを上げてみたんだけど、よくよく考えると私、いままであまりEQやEQ2の公式サイトのストーリーや、拡張パックごとに展開されるストーリーを、そんなに熱心に読んだことがないんだよね。大体が、最初少しだけ読んで、すぐに読むのが面倒くさくなって投げてしまう。その理由の大部分は、Webで長編ストーリーを読むことの難しさと、翻訳のまずさにあったように思うんだけど、そんな過去の悪い事例を思い出したら、少し熱が冷めてしまった。

 発売まであと約2週間。うーん、買うか買わぬか、悩むなぁ。

日記: 4月11日(2008年)」への2件のフィードバック

  1. boness

    とりあえず立ち読みして検討しましょう。
    僕の場合ドラゴンランスでやろうとしたら、見つからないうちに絶版になりましたが。

    第一弾の「新進気鋭の女流作家」はその頃ちょうど盗作騒動を起こしたみたいなんで、
    ウヤムヤにされたんでしょうかね。

    返信
  2. Nez/蝿

    こんなマニアックな本、普通の本屋で売ってるのかな?
    大きな本屋に行かなくなって数年、最近は
    駅ナカの本屋くらいにしかいっていないから、
    こんな本が売っている姿が想像すらできなくなってしまった。

    そんな私は、通販ぽちっとな、が有力。

    返信

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