日記: 3月18日(2011年)

 こういう状況下だと、いつも以上に人の特性が見える。そしていろいろな困ったちゃんが職場に現れる。それを紹介したい。

 【ケース1:扇動者】

 不安をあおって騒ぐ人。不安の裏返しなのだろうけど、やかましい。「耐震構造がどうこう」→「放射能がどうこう」→「何でこの会社はまだ働いてんの?変じゃなーい?」じゃねーよ。主張内容の真偽は知らんけど、良い提案があるなら正面切って上申しろ。そうじゃなければ黙ってろ。曖昧に騒いで「それで他の人が動くといいな」というのはやめてくれ。問題提起は解決案とセットでもってこい。

 【ケース2:判断依存・責任転嫁】

 「帰れなくなりそうな人は仕事は切り上げて早めに帰ってください」→「帰れなくなりそうかどうかなんてわかりません。判断してください」。全員の交通機関を把握して個別に指示、なんて効率の悪いことができるわけねーだろ。仮にできても子供じゃねーんだからやってやんねーよ。責任持てるか。そのくらい自分で考えろ。そのくせ実際に帰りに混雑していると「上司が早く帰らせてくれなかった」。うぜえ。

 【ケース3:節電マニア】

 余計な照明を落とすことに人生をささげることにした人々。行いは美しいんだけど、「余計な照明を落とすという仕事」ではない、普通の仕事をしている人にとっては暗すぎる状態にされても困る。清貧に喜びを見出すのは勝手だけど、その価値観をこの機に乗じて押し付けるのは止めてくれ。手段を目的にして満足するのは自分のエリア内にとどめろ。目指すのは最低消費電力ではなく、最大多数の最大幸福だ。

 【ケース4:原子力博士】

 職変えろ。

 【ケース5:買占め武勇伝】

 周囲はドン引き。
 
 【ケース6:日本終末論者】

 お疲れ様でした。

 私は条件がいいだけだから威張れないけど、やっぱり頼れる人は「いつも通り」な人だな。

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