日記: 2月3日(2021年)

 前回の日記で述べたように、カルシウム補給のために、鮭の中骨缶を最近よく摂取している。

 今回はそんな鮭の中骨缶に関して、もう少し掘り下げて記しておきたい。

 最終的には、写真にある3つの中骨缶の食べ比べ話にする予定なんだけど、まずはその前に、中骨缶そのものについて語ろう。

 鮭の中骨缶なるものが世に出回りだしたのはいつ頃だろうか。

 子供のころから鮭の水煮缶が好きで、その中にある中骨も好きで、そんな中骨を宝物のように扱い、最後のほうまで残して食べていた私にとって、鮭の中骨缶のデビューは、新鮮な喜びを与えてくれるものだったことを、よく覚えている。

 あれからン十年。

 長いことご無沙汰だった鮭の中骨缶を、ここへきて多く買うようになって最初に気が付いたことは「あれ? 骨が少なくない?」だった。

 私の記憶の中にある昔の鮭の中骨缶は、もっと骨ばかり、比率で言えば骨7の身3、というような割合のものだったはずだ。それが今日では、どのメーカーのものを買っても、せいぜい骨3に身7というような割合になっているのだ。

 これではカルシウム補給という観点からしても、ローカロリーが望ましいという観点からしても、ちょっと目的を達成しにくいものになってしまう。うーん、残念だ。なぜこんなことになってしまったのだろうか。

 これは私の推測だけど、中骨缶の立ち位置が、開発当初とは変わってしまったのかもしれないな。

 開発当初は、ゴミとして捨てられていた部位の廃品利用だったし、メーカーの競合もいないかったから、骨ばかりを集めても、安価かつ容易に量を揃えられた。それが年々、中骨缶というジャンルの商品としての地位が高まり、需要が増え、メーカーの競合も増えた結果、かつてはゴミ同然だった骨という部位が、ゴミではなく資源とみなされるようになり、骨だけを集めるのでは逆にコストが増すようになってしまった・・・とか。だから身も多く混ぜるようにした・・・とか。そんな気がしてならない。

 まぁ、骨の割合が以前より減っている、という話そのものが私の主観でしかなくて、実際はそんなことがないのかもしれないけどね。

 まあいいや。 

 さて、それでは写真に沿った、3種の食べ比べの話をして、今回は終わりにしよう。

 結論から言うと、写真右上の「宝幸のさけ中骨水煮」だけ群を抜いて不味い。これは買うな、と言いたい。

 同じ宝幸でも写真下の「銀鮭中骨水煮」は美味いし、写真左上の「気仙沼ほていの鮭の中骨水煮」も美味い。ただ、「宝幸のさけ中骨水煮」だけ、圧倒的に味が落ちる。はっきりとどんな馬鹿舌でもわかるくらい違う。

 「宝幸のさけ中骨水煮」は味で劣るかわりに、最も安く、かつ、カロリーも抑えめで、グラム数自体も少なかったりするんだけど、そんな要素を考慮してなお、「宝幸のさけ中骨水煮」は味が悪すぎるので、リピートするという選択肢はない。圧倒的に旨味がない。そればかりか多分に生臭くすらある。まるでダメ。アウト。

 残りの「銀鮭中骨水煮」と「気仙沼ほていの鮭の中骨水煮」はどっちでもいいかな、という感じだ。強いていえば、「気仙沼ほていの鮭の中骨水煮」のほうが脂が乗っているという気はする。中骨缶に脂が乗っているということは、要するに骨ではなくて身が多いのだろう、ということでもあるんだけど、鮭特有のピンク色の油が浮いていて、濃厚にうまい。

 ということで鮭の中骨缶という、誰も興味がないものについて、滔々と述べてみた。全部読むのが面倒くさい人には、骨が減った気がする、ということと、中には不味いものもある、ということが伝われば十分だ。

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