日記: 12月26日 (2004年)

 今年も平和裏にクリスマスが過ぎた。誰も自分にプレゼントをくれなかったので自分で自分にプレゼントだ!

 ってなわけで、PCをまるまるグレードアップさせました。

 旧PC
 nforce2マザー(NF7)
 AthlonXP 2100+
 512MB DDR-RAM
 Geforce Ti4200

 新PC
 nforce4マザー(A8N-SLI Deluxe)
 Athlon64 3000
 2GB DDR-RAM
 Geforce 6600GT

 さらにケースやドライブも購入し、入力デバイスとモニタ以外、流用部品なしで環境強化は完了した。途中、DDRとDDR2を間違えて購入してしまい(単純に数が多いほうがつええだろ、とか素人考えをした)、お店で差額交換してもらうなどという迷惑千万なプチトラブルはあったものの、構築自体はこれといってトラブることもなく、スムーズに行うことができた。

 旧PCは正月休みを利用して実家に設置し、実家用ゲームマシンとして余生を送ってもらう予定だ。

 さて、こうして旧PCとの別れを迎えると、なによりも感慨深いのは旧PCのケースとのお別れだ。PC9821V200を見捨て、DOS/Vマシン(死語ですか?)に乗り換えたとき以来の、実に7年以上にも及ぶPC生活を共にした、最も長い付き合いのパーツである。

 貧乏だった当時、秋葉原で買ったこのケースを、両手で抱えて電車に乗り、1時間以上かけて実家に持ち帰ったことが、今でもはっきりと思い出される。たしかドスパラで9000円くらいの、当時としてはかなり格安なケースだったはずだ(それでも今回買ったケースより高い。時代を感じる)。以来、MMX200、Celeron 300A、Duron 800、AthlonXP 2100+と、時代と共に中身は違えども、共にすごしてきたケース。さすがに多くのねじ穴が馬鹿になってしまっていて、電源もパワー不足になり、正面パネルのプラスチックはすっかり変色して黄ばんでしまっている。

 今、その隣に新品の、黒いPCケースが、これでもかといわんばかりに、パワーの差と、光沢の差を見せ付けつつそそり立っている。

 長年連れ添った旧ケース君、そして旧PC君には、ぜひとも実家で末永い余生を送ってほしいものである。

 ・・・というような気がしなくもない。

 ・・・。

 ・・・でも、もっといいケースが手に入ったら・・・ごほごほ。