今年も平和裏にクリスマスが過ぎた。誰も自分にプレゼントをくれなかったので自分で自分にプレゼントだ!
ってなわけで、PCをまるまるグレードアップさせました。
旧PC
nforce2マザー(NF7)
AthlonXP 2100+
512MB DDR-RAM
Geforce Ti4200
新PC
nforce4マザー(A8N-SLI Deluxe)
Athlon64 3000
2GB DDR-RAM
Geforce 6600GT
さらにケースやドライブも購入し、入力デバイスとモニタ以外、流用部品なしで環境強化は完了した。途中、DDRとDDR2を間違えて購入してしまい(単純に数が多いほうがつええだろ、とか素人考えをした)、お店で差額交換してもらうなどという、迷惑千万なプチトラブルはあったものの、構築自体はこれといってトラブることもなく、スムーズに行うことができた。
ためしにEQ2で遊んでみると・・・うむ。今まで「Very High Performance(かなり軽い)」に設定してカクカクしていたところへいっても、「Balanced(そこそこ重く、そこそこ軽い)」設定でスムーズに遊べる。さすがに相当処理能力が上がったようだ。
でもやっぱり、「Very High Quality(かなり重い)」にすると、カクカク。かなり投資したつもりのPCなのにこれか。うーむ、EQ2おそるべしだ。
話し変わって。流用をしてないために五体満足な旧PCのほうは、正月休みを利用して実家に設置し、実家用ゲームマシンとして余生を送ってもらう予定である。
こうして旧PCとの別れを迎えると、なによりも感慨深いのは旧PCのケースとのお別れだ。PC9821V200を見捨て、DOS/Vマシン(死語ですか?)に乗り換えたとき以来の、実に7年以上にも及ぶPC生活を共にした、最も長い付き合いのパーツである。
貧乏だった当時、秋葉原で買ったこのケースを、両手で抱えて電車に乗り、1時間以上かけて実家に持ち帰ったことが、今でもはっきりと思い出される。たしかドスパラで9000円くらいの、当時としてはかなり格安なケースだったはずだ(それでも今回買ったケースより高い。時代を感じる)。以来、MMX200、Celeron 300A、Duron 800、AthlonXP 2100+と、時代を経て中身を替えども、共にすごしてきたケース。さすがに多くのねじ穴がバカになってしまっていて、電源もパワー不足になり、正面パネルのプラスチックはすっかり変色して黄ばんでしまっている。歴戦の老将たる風格だ。
今、その隣に新品の、黒いPCケースが、これでもかといわんばかりに、パワーの差と、光沢の差を見せ付けつつそそり立っている。いわばピカピカの鎧に身を包んだ若武者といったところか。並べて比べれば、その輝きの差は、やはりいかんともしがたい。
長年連れ添った旧ケース君、そして旧PC君には、せめて、そしてぜひとも実家で末永い余生を送ってほしいものである。
・・・というような気がしなくもない。
・・・。
・・・でも、もっといいケースが手に入ったら・・・ごほごほ。