こないだの祭日(11/2~3)でがんばった間のログを、ログ解析ツールというやつで調べてみた。ちょうど手持ち3キャラともに近いレベル帯で、かつ、いずれも数時間は戦闘を行っているので、比較するにはいい条件だ。
使用した解析ツールは、「lv『EverQuestII 日本語版 log viewer』」というもの。ゲーム外でログファイルを開き、解析するという、非リアルタイム型解析ツールだ。世の中には、ゲーム中に刻一刻と解析結果を表示するような、機能的即時的変態的ツール(というかMOD)も存在するらしいのだけど、私は知らないゆえ、今回はこのツールを採用。ゲーム中に、dpsを監視するというのも、なんかセセコマシイ世の中になりそうで怖いしね。
被験者のステータスは以下の通り。
被験者1: ハーフリング/シャドウナイト(37歳)
当日はラニーアイでグループを組み、MTとして職務をこなす。片手武器+盾+防御スタンスの、防衛型。武器のレートは28。
被験者2: ハーフリング/ネクロマンサー(35歳)
当日はソロでエンチャントランドやオークの荒野を散策。基本的にはタンクペットに防御スタンス。
被験者3: ノーム/アサシン(35歳)
当日はラニーアイでグループを組み、アタッカーとして職務をこなす。二丁斧でズバズバ切り刻む。武器のレートは、20と17。
で、結果(平均dps)は。
被験者1(SHD): 48
被験者2(NEC): 18
被験者3(ASN): 56
という感じだった(小数点以下、四捨五入)。他にも、
レンジャー(37): 52
トルバドール(38): 44
スワッシュバックラー(38): 45
とか、
タンクペット+防御スタンス(35): 19
アサシンペット+攻撃スタンス(35): 59
上級IIねずみミサイル(大): 9
上級IIねずみミサイル(小。2匹出る): 5
堕落した魂(38): 30
というような結果が得られた。
私以外のアタッカー3件については、ログが全て可聴範囲にあったかということや、中の人の熱中度にもよるとおもうので、参考程度にとどめておいてほしい。
また、NECに関しては、ペットの攻撃の合計が真の戦力なので、ソロ時は最大で、18+19+9+5+5=56、グループ時なら、18+59+9+5+5=96ものdpsが出るという、恐るべき計算になる(キャスターペットならもっと出るかもしれない)。ただし、先述した条件のように、NECはソロにてログを得ているので、相手にしたモンスターが他の2キャラに比べて数段弱く、ダメージもバシバシ入るので、実際はこれを数十%差し引いて考えたほうがいいと思われる。
こうしてみてみると、SHDがずいぶんdpsを出しているなぁ。ダメージシールドや範囲攻撃が、おそらく高dpsのカギだろうと思われる。いざというときの堕落した魂も、PC半人前以上の力を発揮している感じだ。組んだときのグループの中では、なんとトルバドール、スワッシュバックラーを抜いて、ネクロマンサーに次ぐdpsを出しているというのは驚くほかない。
アサシンのdpsは予想したとおりの高いレベルを保っている。自分よりレベルの高い、レンジャー、スワッシュバックラーと比べても高いdpsを出しているのは、アサシンの性能というのもあると思うけど、操作量の差もありそう、というのが、実際に組んで動きを観察した上での感想だ。スカウト系は、というかスカウトに限らないけど、特にスカウトは、操作量の差がかなりダイレクトにダメージのアウトプットに反映されてしまう。ま、あんまり真剣に真剣にってのもどうかと思うけど、手を抜き過ぎには気をつけよう。私もザボってるときに、誰に計測されているかわかったもんじゃないしなぁ。なお、トルバドールについては、多分こんなもんが限界なんだろうと思われる。見た限りかなり全力で戦い続ける、グッジョブな人だったゆえに。
ネクロマンサーは…本体がヘコ過ぎるけど、ペット数匹突っ込ませてれば、もうそれだけで高dpsを出せそうだなぁ。ペットの死去に伴うヘイト引継ぎにだけ留意して、ポチポチやってれば十分に貢献できそうだ。POWへらなすぎで、サボり疑惑をすぐに抱かれそうなのが難点だな!
つーわけで、色々検証してみました。こんだけ述べといてなんだけど、ま、あんまりこの結果には振り回されないように、のびのびとやっていく所存であります。うむうむ。