実家のケーブルテレビの無料放送枠で、「FASTER」というドキュメンタリーをやっていた。
内容は、2002年頃に撮影された、MotoGPとその周辺についてを、多角的に取材したものだ。ロバーツ、ロッシ、ビアッジ、ホプキンスら元/現役ライダーたちの談話を交えながら、各々にまつわる事件やMotoGPの2002年シーズンの結果などを収めたものとなっていた。
私はモータースポーツには別段興味はないんだけど、その番組はレースそのものだけではなく、裏の人間関係や、ライダーの家族の表情、各国のファンの様子、MotoGPの歴史などを深く掘り下げていて、良質のノンフィクション作品のような内容になっていた。命がけのレースに挑む男たちの姿を、ライダーの談話をベースにして淡々と流す。それによって、ダンディズムあふれる演出効果を生み出しながら、レースの厳しさ、怖さ、面白さを、リアリティをもって魅せることに成功していた。おかげで、いったん見始めてしまったところ、最後までノンストップで見続けてしまう羽目になってしまったよ。
で、その番組のエンドロールで、出演したライダーたちによる「番組を見ているバイク好きに一言」という小コーナーをやっていて、これがまた面白かった。
「公道は危ないから乗らない」
「スピードはサーキットで出せ」
「警察ともめるから乗らない」
「公道は注意しろ」
「車はバイクを見ていない」
オール公道否定。
レーサー系の人は基本的にそう言いますよね。
4輪でも2輪でも。
まあ僕みたいな人が運転してる場所ですから公道は。
#携帯でアドレス見てて、何か違和感があったんですよ。
#2004年になってる!
!!
修正しました