スコットランドという「一地方都市の美術館」ということで、あんまり期待もせずに入ったんだけども、思いのほか豪華な内容だった。
私はそれほど美術に詳しいわけでは無いんだけども、それでもラファエル、レンブラント、ゴーギャン、モネ、ゴッホなどなど、浅学な私でも知っている欧州有名画家の作品が、たくさん展示されていた。モダンアートにあまり共感できない私としては、せいぜい印象派までが楽しめるレンジ。そんな保守的な私からすると、この美術館の展示物の大半が、ルネッサンスから印象派という内容だったことも幸いして、心安らかに楽しむことができた。
ひとつ残念だったのは、イギリスの著名な画家の作品がそんなになかったことだ。とはいっても、イギリスの著名な画家という存在自体がそんなにいなくて、要するにターナーやコンスタブルなんだけども、私はコンスタブルの描くのどかな田園風景を愛しているので、それを多く楽しめなかったのが残念だった。この辺の作品はマイナーなせいか、あんまり来日しないしね。ま、来日しても見に行くかというと、そこまでの熱心な美術ファンではないのだけども。
写真は↓