日記: 6月18日(2010年)

 Ustream配信テストの続報。

 結論から言うと、だいぶ画質を向上させることができた。

 この2,3日の余剰時間で私が理解したところによれば、というか、私独自の「素人に理解しやすい形に噛み砕いた」解釈によれば、どうもUstreamで配信するには、

 1)カメラ、あるいはそれに準ずる画面撮り込みツール
 2)撮り込んだ映像を配信できる形に変換するツール
 3)配信自体を行うツール

 の3つが必要らしい。いや、本当にそうなのかはよくわからないけど(特に2と3の関係)、ここではそう解釈するのが最も理にかなっていたので、とりあえずそういう風に思い込んで進める。

 で、前回の実験では、1)をSCFH DSFに、2)および3)をブラウザ上で動作するUstreamの純正アプリでまかなっていた。

 このうち問題だったのはUstream純正のウェブアプリ部分で、ここで画一的な自動エンコード処理が行われていたために、最適な結果が得られず、画質が悪かったのではないかと考えている。これは例えば、ニコニコ動画に規定外の形式でアップロードをすると、自動エンコードされてしまうので、汚い映像になってしまうのと同じ理屈だ。

 そこで、2)の負っていた「配信映像の作成」の部分を、Ustreamの純正ウェブアプリではなく、Adobe Flash Media Encoder(FME)を使うことにして、配信を試みてみたのだ。FMEはUstreamからも設定ファイルが提供されている、ある意味公式サイドパーティーなので、その親和性には不安もないはずだ。

 ・・・というように書くと、なんだか自分で発見した手順のようだけど、実は上記のようなことをそのまんまアドバイスされたので、実際にやってみたというわけだ!

 結果は上々だった。

 実験録画2: SDガンダムでテスト
 実験録画3: はじめてのEVE Online vol.1

 うむ、かなり良好な画質なんじゃないかな。まだまだ、Ustreamで配信している人の中にいる、超絶美麗画質の人々には及ばないけど、少なくとも「観るに耐えない画質」ではなくなったはずだ。これで有事の際(?)には、いつでもそこそこ品質の配信ができる身分になったと思って良さそうだ。

 また1つお利口さんになってしまったよ、うへうへ。

 しかし、これ、こんなにお手軽にミニTV局になれるという意味で配信自体もすごいことだけど、加えて録画機能もすごいな。どうやら容量制限なしで、いくらでも録画できるっぽいんだよね。どういう理屈でこの辺の動画の保管費用をまかなえているのか、まったく理解に苦しむ。それがどうあれ、こうなってくると動画データのストレージとしても結構使えるよなぁ。

 Ustream、恐るべし。

 あ、最後にあんまし関係ないことではあるんだけども・・・検索エンジンで「バーチャルネットゲーマー」で検索すると、結構いろいろな人がこの文言を使っているんだよね。こちらは「オンライン」とはいえ、オリジナリティがなすぎて泣けた。

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