MHP3: トンネルを抜けるとそこは

 主にMHPシリーズのアドホック通信を、昔ながらのIP指定のチャットツールのようなコンソール上でトンネルするためのツール、「MHP Tunnel」を試してみた。

 このツールは上述のように、ホスト役の人のIPを指定して入力することで通信を行うものだ。Xlinkのような対戦ロビーの機能を為すものがあるわけではないので、不特定多数の他人とプレイをするような、いわゆる「野良プレイ」には利用しにくい。ただ、IPをやり取りして連絡を取れる身内プレイなら、Xlinkよりも快適との評判だった。

 ってことで、最近MHP3をはじめたらしい船長とプレイをしてみたよ。

 (初々しい船長の戦歴はこちら

 結果からすると、基本的には安定。でも問題あり。と言ったところかな。一旦繋がってプレイできれば、確かに安定しているような気がする。ただ看過しがたい問題もいくつかあって、その辺が払底できないと、いまひとつ信頼が置けないのも事実だ。

 大きな問題は2つあって、まず導入が難しいこと。私や船長のような、言っても10年来のオンラインゲーマーにとっては、さしたる障害ではないことも多いけど、最近のプラグ&プレイじみたオンラインゲーム環境に慣れた人には、少し高いハードルがありそうだ。

 もう1つは、特定の環境下ではブルースクリーンが多発すること。今回の場合、船長のWindows7 64bitマシンで、ブルースクリーンが頻発したんだけど、問題がOSなのかなんなのかはまだ未特定だ。今のところ、Vista 64bitの私が問題が起きていないので、なんともよくわからない。でも、ブルースクリーンが起こると言うのは、決してPCにはいいことだとは思えないので、致命的といってもいい問題と認識している。

 ってなわけでMHP Tunnel。評価が難しいところだけど、たぶん「惜しい!」ってところかな? とはいえ、そもそもアドホックをオンラインでやろうということに無茶がある部分もあるので、そう思えば遊べるだけでもGJだ。

 Fly DukedomはMHP Tunnelの製作者様に大きく感謝しています。

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