TSW: Fusang

 リリースから1週間余り、正確には9日目に当たるこの日。Cabalのイベントの一環として、みんなでFusangに進軍した。

 我々のホームであるHuldraディメンションでは、どうも今のところ我がTemplarsの勢力が強いらしく、大体の時間帯において、Fusangの拠点はTemplars一色という状況が続いていた。

 しかしこの日は週末ということもあってか、はたまた別勢力はこの1週間雌伏していただけなのか、4つある大拠点のうち3つまでをDragonに奪われ、このままでは残り1つも風前の灯、といった情勢だった。

 ・・・ってなところに、我々は降り立ったわけだ。明らかに状況は劣勢。しかし、我々という戦力の追加が、一体どのような戦況の変化をもたらすのだろうか。いくぜ、烏合の衆!

 と、勢い込んで飛び出したものの、序盤はやっぱり劣勢だった。慣れないFusangで、バラバラに走り回っては、戦場の場所もよくわからず、人数はあれども有効な戦力たりえない我々。小規模に局地戦で勝ったり負けたりという、手ごたえのない感覚のプレイが続いた。

 しかし、だんだんと各自が自然に集合するようになり、また元々戦っていた人たちも仲間を呼んだのか人数を増やしていき、やがて戦力は個人から部隊へと形態を変えていった。同じように敵勢力も組織化され、要所要所で部隊同士の激突が頻発するようになり、戦争ゲームっぽさを増していった。

 最終的には3勢力が三つ巴の拠点争奪戦を繰り広げることになり、風雲は急を告げたわけなんだけども、結局数で勝るTemplarsが押し切る形となった。Templarsも「個々の質」という点では決して勝っていなかったと思うんだけど、結局戦争は数なのだよ、BWAHAHAHA。

 その後、取られた3つの大拠点のうち2つまでを取り返したところで、私はFusangを後にした。うん、最初はどうかと思ったけど、最終的にはそこそこ楽しめたよ。拠点を陥落させる手順やらなにやらもわかったし、いろいろ体験できて満足だ。

 でも、やっぱり気になることも多々ある。特に気になる部分は、3つかな。1つはもう少し勢力が拮抗して欲しい、ということ。1つはUIがやっぱり微妙、ということ。そしてもう1つは、やっぱりこれだけだとエンドコンテンツとしては弱い、ということだ。

 特にUIとエンドコンテンツの項目なんだけど、Fusangでも、その前の写真撮影のときも、レイドを組めなかった、ってのが不安なんだよなぁ。一応レイド用と思しきコマンドはあるけど、どうにも機能しない。コマンドがあるってことは、そのうち実装するんだろうけど、今はまだないのだろうか。割と早めにエンドコンテンツにまで行ってしまいそうなデザインのゲームだから、その辺が気にかかるなぁ。

 まぁ、でも、そんな不安感も抱えつつ、イベントの日は成功裏に幕を閉じたと言っていいんじゃないかな。満足満足。

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