TESO: ひさしぶりの集団戦:追跡編

 肝心のギルドプロモーション回に写真がない。ま、いいか。

 VR上げのネタでもないかと、AvAエリアであるところのCyrodiilを徘徊していたところ、とある砦で、黄色い装束の怪しげな一団に遭遇してしまった。

 ギルドDeath Chainsawだ。

 Daggerfall Covenantに覇を唱える(?)日本人ギルドDeath Chainsaw。勢力もギルド名称も略すと「DC」になってしまうので、非常にややこしいと評判のギルドだ(蝿調べ)。そして実は、なにを隠そうこの私も、Death Chainsawのメンバーなのだ。一応。

 復帰後、ソロ活動をしつつも、毎夜ギルドの面々が精力的にAvAに興じていたのは知っていた。しかし復帰して操作もよくわかっていないし、VCのチャンネルとかも忘れてしまっていたし、なによりも、すぐにまた消えかねないので、そ知らぬふりを通していたのだ。我ながらひどい。

 が、ここで不意に遭遇してしまった。こ、心の準備ができていないではないか。しかし、ここでさらにそ知らぬふりを通すのは、さすがに気まずすぎる。それにちょうど、そろそろAvAの集団戦もやってみたかった時期でもある。そこでとりあえずは、VCにも入らず、グループにも入らず、ただの野良の金魚の糞として、面々の追跡を開始することにした。

 結果としては、何度か小競り合いを繰り返したすえに、死去した。ゲームの仕様上、金魚の糞プレイでもそれなりに守られ、癒されるので、思ったよりは戦えた。でも、行軍の意味とか、どういう作戦だったのかとか、そういう細かいことは、当然まったくわからなかったし、自分が異物であるという感覚も気持ちの良いものではなかった。

 そしてなによりも、やっぱり金魚の糞プレイは物足りなさでいっぱいだった。

 私はそそくさと砦で蘇り、仲間に混ぜてもらうべく、そっとVCを起動した。

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