預け入れる段階では、「クリスマス前までには直せるかなぁ」などとショップの人が言っていたので、その予定よりは、ずいぶん早い退院となった。しかしそれでも所要1ヶ月半ほど。待つ身としては長かった。
修復具合は見てのとおり、ぱっと見にはもう事故の痕跡は全くわからない。というか、いくら見てもわからないほどだった。プロの技はすごいな。そして怖いな。こんなに直せるのでは、素人には事故車とそうでない車の区別なんてつかないよな、と理解したよ。
ただ、いくつか不満点もあった。
まず、車体の内外がすげー汚れていた、ということ。いくらなんでも、「砂埃のようなもので車体全体がコーティングされている」というのはあんまりじゃないのかね。指で車体をなぞれば、文字が書けるレベルの汚さで閉口した。ピカピカにしろとは言わないまでも、もう少し綺麗にして返して欲しかった。せめて預けた時と同等の綺麗さにしておくのは礼儀じゃないのかなぁ。バイク屋はいつもピカピカで返してくれたもんだが。
もう1つの不満点は、車体1箇所、それもボンネットに小さな傷のようなものを見つけてしまったということだ。クレームつけようかすごく悩んだものの、どうしても、本当に預ける前にはなかった傷なのか、先方がつけた傷なのか、という確信を持てないので言い出せていない。うーん、どうしたものか。
ともあれ、ようやく帰ってきた。とりあえず汚れた車体を洗車して、ワックスをかけ、小一時間走らせた。うん、この騒音。うん、この振動。うん、この重ステ。うん、この低姿勢。これだ。
納車2週間で入院してしまったこの車だから、ほとんどもう1回新たに納車したような気分だけど、早くもどこか懐かしくもある。今度こそ、事故なく乗っていきたいものだ。
流石にそんなに汚いのはないわ・・・
私は日産のディーラーにお世話になっているけど1年点検や車検の時ですら、外は洗車されて帰ってくるし中も運転席のマットは掃除機かけて戻ってくる。
ないよねえ。
まぁ、今回は急な訪問で時間がなかったのだろう
とか温情ある解釈をしておこう…