Artruでの作戦遂行中、Argo号では、星間連盟の遺物のデータから漏洩した悪質なコード(コンピューターウイルス)の「Locura」によって大きな被害が発生していた。Doc. Muradの尽力でなんとか抑え込んだものの、このために惑星Artruでの作戦では危険な事態に陥るところだった。
また惑星Artruで襲ってきたタウラス連合の指揮官Commodore Ostergaardは、かつてKameaと軍団が破壊した偽装輸送船Newgrangeの船長の父親だった。Kameaらによって死んだ息子の恨みをもって襲ってきていたのだ。このことで重要なのは、タウラス連合と正面から敵対してしまったということだった。これに対処するためには、タウラス連合に対抗できる後ろ盾、カノープス統一政体のLady Ana Maria Centrellaと再び会合をもたなければいけない。
しかし会合の場である惑星Weldryに向かったところで、衝撃的なニュースが飛び込んできた。
タウラス連合がDirectorateと連動し、惑星Smithonを急襲したのだ。再び統治を始めていたKarosas卿は討ち取られ、捕らえていたVictoriaはDirectorateに奪還されてしまった。懸念していたことが対処する前に起きてしまった。
事の背景には、強力な国家であるタウラス連合の後ろ盾を利用したいDirectorateと、恒星連邦の脅威との間にDirectorate領という緩衝地帯を置きたいタウラス連合、という思惑があるようだ。お互いにお互いを利用するだけの薄いつながりではあるが、Newgrangeの件の私怨が、薄いなりに結びつくきっかけを与えることになってしまった。
Smithonを急襲し、いまだにSmithonに展開し続けているタウラス連合の勢力は、どう見てもKameaをおびき寄せるための罠だ。Kameaを危険にさらすわけにはいかない。さりとてSmithonを見捨てればRestorationの名声に傷がつく。
こういう時こそ、傭兵部隊の出番だ。難民を脱出させるため、ドロップシップを守り抜くのだ。
【自軍戦力】
- HGN-732B Highlander(Fly搭乗)
- GRF-1N Griffin(Unity搭乗)
- TBT-5N Trebuchet(Glitch搭乗)
- DRG-1N Dragon(Ronin搭乗)
【敵対戦力】
Front
- BLR-1G Battlemaster
- TDR-5S Thunderbolt
- JR7-D Jenner
- PNT-9L Panther
- COM-1B Commando
Left
- JR7-D Jenner
- SDR-5V Spider
Right
- SDR-5V Spider
- COM-1B Commando
【ミッション概要】
悲壮なシナリオの割に、難易度が低いミッション。
拠点防衛ミッションで、3つのドロップシップの着陸パッド(の脇にある燃料タンク)を守るという内容なのだが、敵は、「防衛砲台」→「傭兵部隊のメック」→「燃料タンク」くらいの優先度で狙ってくるので、燃料タンクはおろか、自軍のメックにすら大した被害を出さずに、十分すべての敵を倒せる。
一応正面から5機、少し遅れて左右から2機ずつが奇襲してくるという、わずかばかりの工夫はしてくる。でも弱い。
1つ前のプライマリーミッションの報酬だった、強襲級メックHighlanderの加入も、戦力の大きな増加になっていて、いろいろな意味で簡単なミッションだった。