MRD: 吟遊詩人になる

 この週末は吟遊詩人になりました。

 Mordhauというゲームは、ガチンコな戦闘ゲームと言う側面を持ちながらも、いくつかのバカゲー要素も搭載している。

 それは例えば、装備コストを8点も費やして最弱になる、という農民プレイだったりするし、そしてまた戦闘の場にコストを払って楽器を持ち込んで演奏できるにもかかわらず、それにゲーム的な恩恵は一切ない、という吟遊詩人プレイだったりするわけだ。

 そしてこの吟遊詩人プレイ。装備品のLuteをただテキトーにかき鳴らせるだけかと思いきや、さにあらず。実は、コンソールコマンドをうちこむことで音階を表現することができる、というなかなかに凝った仕様になっている。「ド」コマンドを打てば「ド」の音が、「レ」コマンドを打てば「レ」の音がでるわけ。うーん、99%のプレイヤーは触りもしないであろうところに、妙なこだわりがあるな。

 そして、その機能を活かし、簡単に楽曲をゲーム内で演奏できるようにする外部ツールが、

 Lute Bot

 というものだ。

 このツールは、midiファイルを解析し、音階をMordhauのコンソールコマンドに変換し、それをMordhau上で連続的に入力させることで、midiファイルの楽曲をMordhauのLute演奏で再現する、という仕組みのもの。いわば「演奏コマンドマクロ自動生成入力ツール」といったところか。

 実際に使ってみると、難しい点も多々あったけど、最終的にはウェブ上で手に入れた「スーパーマ〇オワールド」のBGMを、血なまぐさい戦場で流すことに成功した(・・・なお、このmidiの権利的なものがどうなっているのかはよく知らない。ごにょごにょ)。

 演奏していると、無視する味方もいれば、一緒にヘッドバンキングをする味方もいたり、近くに来た敵兵も襲い掛かってくるのもいれば、見逃してくれるのもいたりと、多様な反応あり、それを観察するのが、なかなか面白かった。

 ってなわけでLute Bot。気分転換にオススメします。

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