はい、普通なの来ました。でも買い換えてよかったと思うもののひとつなので、紹介というよりも記録として取っておこうと思う。
今まで長いこと使っていたのは、100均のシート状のまな板だった。安いし、軽いし、雑に使えるしで、これはこれで悪くはなかった。
ただどうしても軽いぶん、切っているときに、まな板自体が動いてしまうことも多く、包丁仕事でフラストレーションがたまりやすかった。それにシート状ということで、微妙な反りや歪みがないわけでもなく、切りやすさも最高とは言い難かった。
そこで今回紹介する新しいまな板。
こいつのいいところは、なんといっても周囲を縁取るゴムだ。写真で言う外周の黒い部分。iPhoneのバンパーのようなイメージのもの。これがかなり有能な滑り止めとなっているおかげで、包丁仕事の最中にまな板が動いてイライラする、ということが、ほぼ完全になくなった。
まな板の素材も、今のところは程よい柔らかさ硬さのように思う。硬すぎても切りにくいし、柔らかければ寿命が短いわけだけど、その辺のバランスも悪くなさそうだ。色合いも微妙な褐色なので、変に黒ずんだりも、今のところはしていない。目立っていない、という言い方のほうがいいかもしれない。もちろんシート状のものと違って、反ったり歪んだりもしない。
まな板面にある溝や、薬味潰し台は、今のところ活用できてないので評価できないかな。なくてもいいような気はするけど、あって困っているわけでもない。ないバージョンが300円安い、とかならなくていい。
あとよかったのはサイズ。100均のシートまな板は、たしかA4サイズ弱くらいだったと思うんだけど、このまな板はB4サイズ弱ほどある。一回り大きくなったことで、作業スペースに余裕が出た。まぁ、これはこのまな板の良さというよりは、元が小さかったという話かもしれない。
唯一の難点というか、100均シートまな板に完全に劣る部分は、もちろん値段だ。このまな板、実にお値段2550円。たっか。でも、こればっかりは仕方がないかな。そもそも、いいものを使ってみたかったから選んだ、というのもあるし、そしてそれだけの満足は得られたようにも思う。
とにかく、このまな板にしてからというもの、包丁仕事の億劫さがかなり低減した。まな板も、前々回のヘラと同様、あまり頻繁に買い替える機会のあるものではないと思うけど、もし機会があるならおすすめだ。