GW前の平日に有休をとって、箱根方面にドライブ旅行に出かけた。
今回は事情があり、使用した乗り物が自分のバイクでもミニでもなかったので、「自分の乗り物を操る楽しさ」的なものはなかったものの、久しぶりの箱根だったので、なかなか楽しかった。
そんな箱根ドライブの感想というか記録を、道、場所、食、に分けてお届けしたい。
まずは、道、だ。
【西湘バイパス】
目下、メンテナンス工事中の西湘バイパス。
でも、GWに合わせてなのか、4月中旬から5月初旬までは工事が中断しており、ちょうどこの日は通行することが可能だったので、箱根までの道のりとしては少し遠回りになるものの、コースに取り入れてみた。
東京方面から、東名で箱根まで直行せず、海老名JCTで圏央道に入り、茅ヶ崎海岸で降りる、というコース取りだ。
海沿いの道は、走ればいつだって気持ちいい。
ところどころ工事の跡があったり、西湘PAは閉鎖されていたりと、天候も曇りがちだったりと、残念な箇所があったものの、海が目に入れば残念な気持ちの大半は吹き飛んだ。
【箱根駅伝の道】
箱根湯本駅前から小涌園のあたりまでは、箱根駅伝でおなじみの山道を通った。くねくねくねくね。
道幅が狭く、曲がりくねっていて、交通も低速なので、走行自体が面白いという区間ではないんだけど、これが箱根だよな、というような観光感があって嫌いじゃない。ここを通ると、ああ、箱根にきたな、という気持ちになれる。
のだけど、この日は翌日に控えたGWに備えてか、道路工事を行っており、その区間が交互通行になっていた影響で、小さな渋滞が発生していたのが、気分的にはよくなかった。
ここが今回のドライブで、唯一の渋滞区間となった。
【大涌谷~芦ノ湖】
大涌谷から芦ノ湖まで、観光地の道というような経路を通った。特筆すべきことはないけど、どこもしっかり整備されていた。少なくとも、最後の御殿場区間よりはよっぽど。
さすがは箱根。首都圏郊外有数の観光地だ。
【芦ノ湖スカイライン~箱根スカイライン】
芦ノ湖畔で観光をした後は、芦ノ湖スカイライン、箱根スカイラインを通って、御殿場方面へ向かった。
有料道路にしては路面状況がいまいちだな、と思う個所もあったものの、全体的にはメンテもされており、有料道路なおかげか交通量も少なく、気持ちよく走ることができた。
三国峠や芦ノ湖展望公園など、ところどころにあるビュースポットからの眺めは素晴らしく、ドライブの醍醐味を大いに味わえた。
写真は芦ノ湖展望公園から望んだ芦ノ湖全景。ここからは芦ノ湖のみならず、大涌谷、駒ケ岳など、箱根の主要観光名所のほとんどが一望できて、それぞれの位置関係が一目でわかる。箱根のすべてを眼下に収めると、謎の征服感に浸ることができた。
この日は富士山が見えなかったのが、唯一の残念ポイント。
【御殿場の山道】
箱根スカイラインの終点から、御殿場ICまでの山道。
ここまでのすがすがしい有料道路から一転、急にさびれて、メンテも行き届いてない、うらぶれた雰囲気になる。
道路には数多くのタイヤ痕があったりもして、夜な夜なここで走り屋たちが違法走行に勤しんでいるのだろうか、というようなアンダーグラウンドな暗い想像にも襲われる(知らんけど)。
木くずや折れた枝きれのような落下物が、道路上に多く厚く堆積していて、車ならともかく、バイクだったらかなり危なそうだな、というような印象も受けた。いろいろと残念な道。