日記: 9月10日(2024年)

 最近買ったキッチンツール、その1。

 カトラリーケース(Joseph Joseph)

 我が家のキッチンの引き出し内のカトラリーケースは、入居時点で備わっていた、20年モノと思しき、黄ばんだ、ところどころシミのついた、小汚いものだった。

 そんなところに、直接口をつけるカトラリーを入れるのは、やはり若干の抵抗感があった。だから入居当時は、内部にガーゼをかぶせるなどして使い、早々に買い替えてやるつもりだった。

 だけど、なかなか引き出し内にシンデレラフィットしそうなカトラリーケースが見つからず、だましだまし使っているうちに、小汚いカトラリーケースにも慣れてしまい、気が付けば10年余りも、使い続けることになってしまっていた。

 そんな折、偶然目に入ったのが、このオシャレで使い勝手のよさそうなカトラリーケースだった。

 調べてみると、寸法は我が家の引き出しにかなり近しかった。

 これは買うしかない、と直感した。これを逃せば、小汚いカトラリーケースと、永遠に生活を共にすることになりかねない。

 もうすでにカトラリーケースへの情熱は、だいぶ減衰していた私なんだけども、しかしなんとか往時の買い替え欲をひねり出して、勢いだけで素早く購入してやった。ふっふっふ。

 実際に使ってみると、流石にフィット具合は、建付けの小汚いカトラリーケースにはわずかに劣ってはいた。

 でも新しいし、綺麗だし、私の手にしか侵されていないし、ってな感じでとにかく気分はいい。

 特徴的な斜めに重なり合う収納部分も、カトラリーを整然と管理できて良いものだった。思ったよりも重複部分の高さが確保できていないので、スプーンやフォークの湾曲部分がひっかかったりと、完璧なデザインではなかったけども、全体的な整頓性は大きく改善したので、得点は及第点以上だ。

 とにかくこれで、10年来のカトラリーケースを一新したいという願いが成就した。今後は一層気分よく、箸を出したり、フォークを出したり、おたまを出したりできるだろう。うむうむ。

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