ワイルドではなくワールドですよ、ワールド。2018年発売のワールドです。
先日、ワイルドのベータテストだか早期体験だかが行われて世間を賑わせていた時に、私もワイルドを遊んでみようかなと思ったのが事の始まり。そこで思い出してしまったのだ。「そういえば、以前にセール時に1000円くらいで購入だけしておいたワールドが、Steamのライブラリに積まれていたな」と。
それでなんとなくワイルドではなくワールドのほうをインストールしてみてしまい、遊び始めてみたところ、まぁまぁ面白かった。そしてそのまま、世のワイルドの流れを無視して、ワールドを遊び続ける羽目になってしまった、という次第だ。
今はとりあえずメインのデカモンスターを撃退して、上位に入ったところ。たぶんこのまま上位をプレイし終えると、アイスボーンに入るんじゃないかと思われる。
そんな私のここまでのワールドの感想は・・・。
まぁまぁ、かな。
良いところ悪いところあるって感じで、どちらかというと悪い印象のほうが目立っている。
私は直近で遊んだモンハンは、ワールドよりも後にリリースされたサンライズになるから、より進化しているであろうサンライズと比べると、どうしても色々と劣っていたり、不便だったりする点を感じるのかもしれない。
ってことで以下感想だけど、悪い点をメインに挙げまくるというネガキャンになりそうだ。
まずマップかな。これがダメ。過去作一ダメ。っていう印象。階層構造が複雑で、その複雑さがプレイ体験の向上にまったく寄与しない、単なる障害になっている。さらにアートモデルが暗めで気分が悪く、かつ、視覚的にうるさいエリアが多くて、視認性が悪い。せいぜい許せるのは砂漠ステージくらい。
モンスターの挙動もなんとなく理不尽。こけたら連続で起き攻めされ続けたり、フェイント的な動きをどいつもこいつもしてきたり、観察ではなく覚えで対応を迫られる個所が多かったりする。そういう厳しい要素を全部消せとは言わないけど、出現頻度がちょっと多いかな。モンハンはたまにこういう「ぼくのかんがえたさいきょうのモンスターのうごき」「簡単にクリアできたら悔しいじゃないですか」病が発症するんだよな。アルバトリオン、お前のことだぞ。
スリンガーのシステムもいまいちハマってない。玉系は手で投げるでよかったやん、って感じ。っていうかサンライズの翔蟲が便利すぎて、その劣化版以下のスリンガーがどうしても見劣りするんだよな。せめて発射弾速が気持ち良いくらい速ければ・・・。
武器の生産強化は、UIが悪いな。ツリーを表示するなら、生産もツリーでさせてよかったし、強化もツリー単体でできてほしかった。いちいち強化する武器を選択してから、ツリー表示に移行する、って流れが実に迂遠。
難易度は・・・これはよくわからないな。今ワールドを1から始めると、アイスボーンまでは駆け抜けられるようにと、上位中期相当(?)と思われる、強力な武器防具を支給してもらえる。だから、ここまでは実に簡単なヌルゲーだった。
オトモもこれまたいまいち。回復スキルの仕様頻度が高めなので、そこそこ役に立ちはする。だけど、動きや反応が悪い。殴らないし、助けてくれない。なので、見ていてイライラする。見た目はともかく存在がかわいくない。友情が芽生えない。この辺もサンライズのオトモに大きく劣るところ。
ストーリーはいつも通り。異常発生だ→調査しろ→モンスターが原因だ→排除しろ→自然は偉大だ。変わらぬ味わい(もはや無味無臭)。
NPCははっきりと魅力がない。サンライズのほうが個性的なキャラが多かった。
モンスターもあんまり魅力がないな。これは魅力というよりはボリュームの問題。まだ下位とはいえ、バリエーションが異様に少ない。各★レベルごとに相対するモンスターの数が全然少なかった。今ではアイスボーンもあるからいいけど、リリース当初はこれでよかったんかね。
ってことで、上位攻略に続く。