日記: 11月19日(2024年)

 監視カメラを実家に設置した。

 最近ニュースで闇バイトだの強盗だのが騒がれているので、その対策としてAmazonで購入しておいた監視カメラを設置してきた、という次第。

 設置したのは実売1万円ほどの機種。

 ソーラーで充電でき、Wifiでデータの送受信を行えるため、電源にも通信にも配線が不要、というような完全ワイヤレスモデルだ。

 インストールはスマホさえあれば簡単で、サクサクと設定完了。

 設置のほうは、汎用品の「パイプ等に監視カメラを設置するための器具」を別途購入して、玄関にある柱に括り付けておいた。侵入者が本気を出したら簡単に外されたり、ぶっ壊されたりしそうな設置環境だけど、そもそも監視カメラなんてもんは、抑止力の意味が強いデバイスだから、こんなもんでいいだろう。

 この監視カメラは、監視範囲に動体を検知すると、周囲をフラッシュライトで照らしたうえで、6秒間撮影し、それを内蔵SDカードに記録する。これらの動きが行われると、スマホにアラート通知も来る。電脳見張り番として、十分な機能だ。

 SDカードの中身はWifi経由で確認できるし、カメラのライブ映像もWifi経由で確認できる。ライブ映像を見ながら、カメラの監視方向を変えたりもできる。

 またカメラはクラウドで専用サイト(カメラのスマホアプリで閲覧できる)にもつながっているので、同じLAN内にいなくても、遠隔地からもライブ映像や記録映像を確認できる。私の場合で言えば、自宅から実家の様子をカメラ経由で見たりもできる。なかなか世の中も進んだものだ。

 有料プランに入ると、さらに録画映像を自動的にクラウド保存できるらしいけど、まぁ、そこまではしなくていいだろう。

 今は21時から7時までの間に動体検知設定をしているんだけど、設置からこれまでの2週間ほどの間に、監視カメラに映った不審者は、深夜に実家に到着した私の姿だけだった。

 安心の結果だけど、まったく通知が来ないので面白くないな。

 心配だったのは、ソーラー充電による給電能力と、機器自体の悪天候や経年への耐久性。前者は順調に給電されてそうだったので杞憂。後者は時間をかけないとまだわからないかな。3年持てば上々だとは思っているけど、果たしてどうなることか。

 ともあれ、カメラがあること自体が、不審者への抑止力になりそうだし(白い色合いが夜でも目立つ)、カメラで遠隔から実家の様子をうかがえるのは面白い。いざというときに、なにか助けになるかもというのは救いにもなる。

 というわけで、設置してよかったと思っているよ。

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