日記: 9月27日(2018年)

 4月にマンションの理事会の今期理事長に就任した私。

 それから半年。たまに書類にサインをするくらいで、これといった理事会活動はなかったんだけど、ここへきてついに、初めての理事会合がマンションの管理人室で執り行われた。

 とは言っても、理事会役員と管理会社の担当者だけが集まる小さな会議。管理会社からの、これまでのこまごまとした活動報告を聞き、今後の活動予定に是非を述べるだけで、1時間ほどであっさりと終了した。

 私以外の参加者は、全員おばさん、おばあさんだったので、基本的にはビジネストークというよりも井戸端会議の様相。1番盛り上がったのは、「困った名物住人の陰口」という展開で、面白いやら閉口するやらだった。

 もちろん私は管理会社の予算計画に対して、妥当なツッコミをいれ、見通しの甘い見積もり案に対して、代替案を含めた複数案を用意しての再プレゼンの要求をするという、至極まっとうなビジネストークに徹しましたよ。おばさん連中は管理会社が見積もりを述べれば「いいんじゃない?」といい、私がツッコめば「そうよ、ダメよ」と手のひらを反す、ベタなマンガのような流れだったけども。

 とはいえ、場はそう荒れることもなく、平和裏に順調に終わった。

 ま、このぶんなら次の会合はもう来期の総会だろうな。大過なく任期を終えられれば重畳だ。

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